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たまにはゲームハードのはなし [ハードウエア]

今朝の日経新聞に新型ニンテンドーDSスクープ記事が載ったそうですね。
最初は次世代機かと思ったのですが、どうやらDSiの改良版(?)だそうです。
最近の任天堂はマジコン対策に躍起になっている印象で、これもその一環なのでしょうか。

そしてこの新DSで最も気になるが、その画面サイズです。
従来DSで最大の液晶画面を備えているのがDSiの3.25インチなのですが、今度の新DSはそれを遥かに上回る4インチ強になるとのこと。
ちなみに4インチ強と申しますと、画格は違いますが従来PSPの4.3インチに匹敵するサイズになり、それを二画面も備えた新DSはかなり巨大なものになることが窺えます。
画面サイズの拡大は、映像迫力のupや細かい文字の視認性向上など良い面もありますが、新DSに限ればそれは諸刃の剣とも云えるデメリットを伴う虞があります。

何がデメリットになり得るかと申しますと、幾つかあるなかで私は特にその表現力が気懸りです。
DSは初期モデルから現行DSiに至るまで精細度256×192pxl×26万色表示の仕様に変更がないようで、順当に考えると新DSもこの仕様を引継ぐことが予測されます(←特にタッチパネル側の仕様変更はかなりの難関だと思われます)。
対して来月発売の新型「PSPgo」で液晶サイズを3.8インチにサイズダウンするPSPは、それでも初期モデルからの仕様480×272pxl×1,677万色表示を維持しています。
「変更がない」と「維持している」では、内容は同じでもイメージが違いますよね。でも此度噂の新DSとPSPgoを表現するには、それくらいの「差」を付けても差し支えない気がします。
なぜなら、同じ精細度なら画面サイズの小さい方が解像感を得られるのは自明で、此度両新型の画面を較べると、サイズは小さくともコンパクトで解像感に優れたPSPgoと巨大で画像の粗い新DSという関係になることが容易に想像でき、しかも画面サイズが筐体の大きさを左右する携帯ゲーム機では携帯性にも関わる重要な問題となり得るからです。

携帯性の話題が出たのでもう一つの懸念を上げますが、噂通りなら新DSはその携帯性にも悪影響が予測されます。
画面サイズの拡大による投影面積の拡大も然りですが、もう一つ要因があります。
最近の携帯ゲーム機はバックライト式の液晶ディスプレイが採用されているのですが、バックライトがその筐体の電力消費のうちかなり上位を占めています。
画面が大きくなっても明るさを維持しようとしたらより多くの光量が必要となるのですが、それは即ち消費電力の増大を招きます。
つまり新DSは画面を大きくすることで電力消費量がかなり多くなることが予測されるのです。
もしも新DSが従来のバッテリー容量を維持するとしたら、連続稼働時間がかなり短くなり、従前よりすぐ充電切れを起こすゲーム機になってしまいます。
逆に連続稼働時間を維持しようとしたらバッテリー容量を増加する必要がありますので、それは重量アップに繋がり、やはり携帯性に影響を及ぼします。
電力消耗を抑えた新しいバックライトや効率の良い新理論の充電池が存在するとしたら既にライバルも採用しているはずですし、既に存在する有機ELディスプレイはまだコスト面に課題を残しています。
枯れた技術の水平思考」の申し子とも云えるDSが採用するとは思えません。

携帯ゲーム機は文字通り持ち運びできることが売りのひとつであり、筐体をコンパクトにまとめるのは重要な改良なのですが、もしも新DSが噂通りの仕様となるのであれば、上述の通り任天堂はその定石に逆行していることになります。

技術のない新参メーカーなら解らなくもないですが、ご存知の通り任天堂と云えばその社名が家庭用ゲーム機の代名詞になるほど永年に渡りゲーム業界を牽引し、特に携帯ゲーム機に於いては、1980年に突如現れ当時の子供たちのハートを鷲掴みにしたゲーム&ウォッチに始まりマイナーチェンジを重ねながら15年以上も愛され続けたゲームボーイを経て、提示した新しいプレイスタイルが時代にマッチし現世代ゲーム機最多の普及量を誇るDSに至るまで、常に業界をリードし多くのユーザーの心を掴み続けてきた不敗の盟主であります。
そんな任天堂が携帯性をスポイルしてまでモデルチェンジを図るからには、噂からは窺えない「何か」を隠し持っているとしか思えません。

任天堂は過去に他社への牽制として新型機の噂をわざとリークして市場動向に影響を及ぼす戦略を執ってきたことがあり、此度も発売を目前に控えたPSPgoや最近鼻息の荒いiPodTouchに対する牽制の可能性も拭えませんが、あの頃とは体勢が変わっており、任天堂は当時の独善的&ダーティなイメージを払拭したと思っています。
一人のゲームファンとしては純粋に、任天堂から何か新しい遊びを提示する新ハードの登場を望みたいですね。

…もっとも現時点で任天堂が公式に肯定していない以上、これが単なるガセ情報である可能性も充分あるんですけれどww
タグ:DS PSP 時事ネタ
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DSiLL発表 [ハードウエア]

27日寄稿分で、画面を大きくしたDSの噂に対して「ガセ情報である可能性も充分ある」と締め括っていたのですが、噂は本当だったようです。
任天堂から正式にニンテンドーDSiLLが発表されました。

公式ページを見れば判りますが、本当にただDSiを大きくして価格を上げただけのゲーム機が発売されるようですorz

スペック表を見るとDSiLLには「脳トレ」系ソフトと辞書ソフトがプリインストールされているようですが、画面サイズと充電池容量のupを除けばDSiに対してハードウエア上に目立った追加機能はなし。
ハイテク機器は日進月歩で集積化が進んでおり、ハードウエアによる機能追加でもない限りその他の部分は縮小化&軽量化が進んでいてもおかしくない筈なのに、何で100gも重くなっているのでしょう?携帯ゲーム機としてはいただけない話です。
渋い色相を前面に推した色バリエーションからDSiLLは大人層をターゲットとしていることが窺えます。
確かに大人は子供より掌が大きく握力もありますが、それにしてもあの初代PSPよりさらに重いとは…ねぇ…まさか大人の握力に耐えるために強化フレーム入れてるとかww

…てのは冗談で、DSiLLはPSPgoと同様に、次世代を睨んだ何かの目的を孕んだテストモデルのような気がしてなりません。
現状ではまだ私のような素人が予測できる段階ではありませんので、何か新しい情報を得たらこの続きを綴りたいと思います。
タグ:時事ネタ DS
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次世代携帯ゲーム機の話←ガセ情報の可能性あり! [ハードウエア]

共に新型がリリースされた直後のため、デリケートでネット掲示板に書き込むと炎上が予測される話題ですが、毎度お騒がせ「GigaZine」に、次世代DSおよび次世代PSPの話題が掲載されました。

解り易い指標だとは云え→共に圧倒的な表現能力の向上を狙われている模様です。

初代PSの頃から最先端の表現力を追求し続けてきていたSCEは順当な次世代路線だと思いますが、現世代では表現力以外の面白さを追求したモデルで最大派閥を築き次世代でも同じ路線を継承すると思われた任天堂も方針転換を図るのでしょうか?そうとは思えません。

折りしも先日の経営方針説明会でDSiLLコンセプトについて語られましたが、任天堂が目指す次世代DSのヒントをここに垣間見ることが出来ます。

任天堂は、リビングのTVを独占しない新しいゲーム機に再挑戦する気なのではないでしょうか。
任天堂の思い描く(←と思われる)携帯ゲーム機には高品位な表現力は要求されませんが、それが据置機となると話は別です。
PlayStation3XBox360のようなHD精細度までとは申さずとも、ある程度の人数が集うゲーム画面としてDSのそれは陳腐過ぎるからで、表現力の向上が必要となってきます。
それが専用設計のモニタを備えているとなれば、処理性能とコストを天秤にかけつつ、放送規格を無視した自由な精細度で必要充分な表現力を得ることが出来るからです。

TVを独占せずに皆が集うゲーム機。これが次世代DSの目指す姿のように思えてなりません。
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嫌味ないデザインに好感→PSP-3000「KINGDOM HEARTS Birth by Sleep」限定モデル [ハードウエア]

従来、PSPに限らず注目ソフト発売に際して特別なデザインのゲーム機を同梱した限定版が発売されてきましたが、正直、そのソフトの熱狂的なファンでもない限り、ちょっと「痛い」デザインのものが多かった印象です。
特に中年真っ盛りのくせに通勤中も携帯ゲーム機を手放せない私にとって特別デザインの携帯ゲーム機は痛さ倍増で、まず選択肢としてあり得ない存在でした。
そんな私でも、今回発表されたスクエアエニクス製PSPソフト「KINGDOM HEARTS Birth by Sleep」限定版に同梱されるシックな特別デザインのPSP-3000XUSには好感が持てます。

私の手許ではPSP-2000が相変わらず元気なため、あまり変わり栄えを感じないPSP-3000は見送っていたのですが、このデザインは物欲アンテナを刺激されますね。
これで私がディズニーファンなら、間違いなく予約に走っているところですA^^;

それにしてもまたPSPgoは無視されているようで、本当に大丈夫なのでしょうか?
タグ:時事ネタ
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ニンテンドーDSの後継機!!? [ハードウエア]

タイトルの「?」は余計かも知れませんねw←任天堂からDSの後継機「ニンテンドー3DS(仮)」が発表されました。
昨年11月のDSiLL発売から僅か4ヶ月の発表に正直面食らっておりますA^^;

噂されていたDS2の「2」ではなく「3」に跳んでいる理由は至極明解でして、3DSは裸眼で立体視に対応したゲーム機なのだそうです。つまり後継機を表す「2」ではなく、立体を表す「3D」と「DS」をかけ合わせた名称という訳ですね。
プレスリリースには裸眼立体視と現行DSソフトにも対応すること以外は明かされておらず、詳細は今年6月にロサンゼルスで開催される世界最大のゲーム見本市「Electronic Entertainment Expo(E3)」で発表されることしか記されていないのですが、既にネット上では「E3にプレイアブル出展されるのではないか」「アナログスティックや振動機能が搭載されるらしい」「加速度センサーも採用される?」「バイオセンサーも!?」など様々な憶測が飛び交っていて、ちょっとしたお祭り騒ぎになっています。
新型や次世代機の発表は毎度のことながら、詳細が判る直前のアレコレ想像している時が一番楽しいですね。
普段はPSP至上主義的なことばかり綴っている私も、3DSの噂をワクワクしながら閲覧しています。

それにしても裸眼立体視の携帯ゲーム機とは…、まぁ既に裸眼立体視を採用した携帯電話が普通に流通していますので技術的には問題ないのでしょうけれど、それがDSの後継機ともなると屋外で使用される子供さんも多いでしょうに、従来以上に注視を要求し没入感も高まる3DSの安全性は大丈夫なのでしょうか?

以前、次世代DS(と次世代PSP)の噂に対して「任天堂は、リビングのTVを独占しない新しいゲーム機に再挑戦する気なのではないでしょうか。」と述べた際に、ひっそりと迷機「ヴァーチャルボーイ(VB)」のリンクを潜ませていたのですが、図らずも半分正解(?)してしまったようで、これがVBのようなデスクトップ機でなくDSのような携帯機だったとしたら…しかもそれがDSと同様に普及してしまったとしたら…ちょっと怖い気がします;
タグ:3DS 時事ネタ
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次世代携帯ゲーム機の噂に思うこと [ハードウエア]

以前 任天堂の次世代携帯機ニンテンドー3DS(仮)がアナウンスされ、6月にロサンゼルスで開催されるElectronic Entertainment Expo(E3)で詳細が発表される旨を報告しましたが、ネット上では、PSPの次世代機も発表されるのではないかと云われています。
実際に両機揃ってE3でお披露目されるかどうかは別として、その噂の論旨は皆が口を揃えたように、携帯電話やスマートフォンを含む携帯情報端末に対抗したモデルになると云われています。
まぁ北米ではiPhone用ゲームアプリのシェアが急速に拡大しているそうですし、ゲーム業界が携帯情報端末に注目する理由は解らないでもありません。

でも私は、携帯情報端末が現在の携帯ゲーム機の座に取って代わることはまずあり得ないと思いますし、もし仮に次世代携帯ゲーム機が揃って携帯情報端末モドキだったとしたらガッカリしてしまいそうです。

数年前に携帯電話用ゲームの水準が一定レベルに到達した際も似たような話題が上がったのですが、その際は、各社で仕様が異なり&モデルチェンジ頻度の高い携帯電話用に、各機の動作確認をしながらソフト開発するのは非現実的であったようで、結局、未だ主流とはなり得ていないのが現状です。
それがAppleに加えてMicrosoftGoogleがモバイルOSに注力し始めたことで、同じOS向けであればわざわざ動作確認せずとも稼動できる(?)との見方が濃厚になってきているようです。

…まぁアナリスト各位の読みは決して間違えてはいないですし然もあろうとも思いますが、それでも私は、敢えて「携帯情報端末が現在の携帯ゲーム機の座に取って代わることは、まずあり得ない」と主張します。
理由は至極明解です。
「世間の子供がみんな携帯情報端末を持ち歩くと思いますか?」ってことです。

ゲーム機は文字通りゲームをするための機械であり、その機能はゲームをするために特化した設計を為されています。つまりゲームを楽しむための機能以外はオマケ程度で充分なのです。
対する携帯情報端末が携帯ゲーム機の座を脅かそうとしたら、通信機能やPDAとしての機能およびアプリケーションを備えた上で、ゲームに相応の処理を割けるだけの「余力」が必要になります。つまり、ゲーム機より圧倒的に守備範囲の広いプロセッサなりインターフェイスが必要になる訳ですし、ストレージやバッテリーの容量だってかなり大きなものを要求されるはずなのです。
携帯ゲーム機は 一旦リリースされると(例えマイナーチェンジを挟んだとしても→)数年間は根幹の仕様が変わりませんが、競争の激しい携帯情報端末は常に新しいアイデアや技術を取り込みながら短期間でモデルチェンジしています。

以上の条件を踏まえた上で、どっちの方が安価に製造できると思いますか?
現在の携帯ゲーム機のように気軽に、親が子供に携帯情報端末を買い与えられると思いますか?
毎月 通信のための基本使用量を請求されるゲーム機なんて、大人の私でも手を出し難いですし、ゲームに夢中になったあまり充電切れして、肝心の時に使えない通信機なんて意味がありません。

携帯情報端末は、ある程度の大人がついでにゲーム「も」楽しむことはあっても、ゲームメインで購入されることはないと思います。
iPhoneのゲームアプリが売れている件につきましても、それを買っているユーザーは、そのゲームがしたくてiPhoneを購入しているのでしょうか?←違いますよねw気軽に持ち歩けて何でも出来る機械が欲しくて購入しているんですよね。
そうして購入した機械を活用する上で、ゲーム「も」購入されているだけなのだと思います。

競争の激しい携帯情報端末が何年も同じ仕様に留まるとは思えず、そうなりますといずれはソフト購入の度に(PCソフトのように→)要求スペックを確認せねばならなくなりそうで、そんなコトを誰でも出来るとは思えません。
DSは「DS用」と謳われたソフト・PSPは「PSP用」と謳われたソフトであれば、いつ購入したものでも遊べる。←こんなゲーム機では当然のことが、携帯情報端末にとっては大きなハードルとなり得るのです。

以上、これが「携帯情報端末が現在の携帯ゲーム機の差に取って代わることは、まずあり得ない」と主張する根拠です。


敢えて携帯ゲーム機が携帯情報端末に倣うことがあるとしたら、それは場所を選ばずにソフトをダウンロードできる通信機能ですが、それだって現在主流である3G程度の帯域でダウンロードできるのは、せいぜいカジュアルゲームが関の山です。
それが携帯情報端末であれば、「ついで」に遊ぶレベルのものですから然ほど大容量を要求しないでしょうけれど、ガッツリ遊びたい携帯ゲーム機のソフトラインナップがカジュアルゲームばかりだったとしたら、すぐに飽きてしまいそうで、「ゲーム機」としての存在意義が薄れるのではないでしょうか。
せっかく表現力がupしたゲーム機で単純なゲームだけプレイしていて楽しいと思いますか?←少なくとも私はそうは思いません。
WiMAXなど次世代の広帯域通信ならガッツリ系の大容量もストレスなく落とせるかも知れませんが、それが世界中に整備されるのはまだまだ先の話で、一部地域だけのために標準装備されるとは思えません。
PSPやDSのワンセグチューナーのように、地域限定の通信オプションなら考えられますけれどね^^
今さらですが、各プラットフォームホルダーはそれを理解した上で、「これこそ次世代携帯ゲーム機」と呼べるものをリリースしていただきたいと思います。
タグ:妄想
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E3 2010 ハードウエア編 [ハードウエア]

昨日未明のマイクロソフトを皮切りに本未明の任天堂&ソニー・コンピュータエンタテインメントのプレスカンファレンスも終わりましたので、個人的な感想を述べさせていただきます。


マイクロソフト

やはり目玉は「Project Natal」改め「KINECT」ですね。
TVの前にセンサーを設置するだけでコントローラ等を一切使用せずに操作できるインターフェイスは、最も未来的です。
手足を振ることで操作できるだけでも充分凄いのですが、「XBox」に続けて命令を唱えるだけでXBox360が指令通り反応する様に最も先進性を感じました。
気になるのは、その反応精度ですね。
反応速度は気にならないと云ったら嘘になりますが、少なくとも会場のデモを見た限りは充分な反応速度でしたし、もともとミリ秒単位の差で一喜一憂する気はさらさらありません。
それよりも、例えばレースゲームで片や緩やかな高速カーブを疾走している隣でシケインなどの複合カーブを通過されたら?さらにその隣で見ている人が拍手したり足をバタつかせたりしたら?
ガンシューティングのトリガーのように、従来ならボタン操作を伴ったようなゲームには、どのように対応するの?
クシャミと「XBox」はちゃんと聞き分けてくれるの?日本語の命令も聞いてくれるの?反応するのは単語だけ?語彙のバリエーションは?
…まだまだ興味(≒疑問)は尽きません。できれば一度触れてみたいですね。

それから「KINECT」がなければもっと騒がれても良いクラスの話として、XBox360本体の仕様が変更されました。
今回は45nmプロセス化に併せてCPUとGPUが統合化されたことを筆頭に、排熱機構が見直されて静音化を果たし、デザイン変更と共に本体サイズもかなりコンパクトになったようで、あの巨大だったACアダプターもかなりコンパクトになった模様です。
また標準でWi-Fi(IEEE 802.11a/g/n)に対応しUSB端子が増設された上で、「KINECT」給電用の端子が新設されたようです。


任天堂

こちらの目玉は、現世代最多普及量を誇るニンテンドーDSの次世代機「ニンテンドー3DS」ですね。
細かいところは違うかも知れませんが、上スクリーンのみ立体視対応・描画性能の向上・アナログパッド搭載・ジャイロセンサー搭載・外側に(立体視対応?)カメラ2個搭載と、前日まで噂されていた通り(?)の筐体が発表されましたが、個人的に最大の関心事だった携帯電話インフラへの対応はデマだったようです。
もうひとつ意外だったのは、ワイド化された立体視対応スクリーンが、16:9画格まではワイド化されていなかったことですね。飽くまでDSに採用されていた4:3画格の延長線上で立体視対応するためのワイド化と云ったところでしょうか。
また描画性能の向上についても、どの程度向上したのかはまだ判りません。ロンチに「メタルギアソリッド3」リメイク(?)」がラインナップされていることから、最低でもPSPと同等以上の描画性能は確保されているのでしょうね。E3会場ではデモ機が展示されるそうなので、これは続報を待つことにします。
気になるのは「ドラゴンクエストIX」でも話題になった「すれ違い通信」を標準装備されたことです。
3DSはスリープ中でも常にWi-Fi信号を発して他の3DSを探す仕様になっているそうなのですが、ユーザーが意識しないところで勝手に無線電波を発するゲーム機なんて、そのままじゃ飛行機には持ち込めません。現行DSのようなソフトウエア処理ではなく、PSPのように簡単に操作できるスイッチでも新設されるのしょうか?


ソニー・コンピュータエンタテインメント

いきなり(?)1人称シューティング「KILLZONE3」の立体視デモプレイ映像から始まりましたが、ストリーミング中継では(当然)その恩恵は実感できず。でも意外になめらか&画質低下していない印象でしたし、既存ソフトの立体視対応アップデートが無償提供されることも好印象です(←立体視TVの購入という最大の障壁が控えていますが;)。
そしてソニー・コンピュータエンタテインメントの今年の目玉は、やっぱり「PlayStation Move」でした。
決してダメだったとは申しませんが、でも正直に申し上げまして、個人的に今年の3社の中で最も拍子抜けしたのがソニー・コンピュータエンタテインメントでした。←別に噂の次世代PSPが発表されなかったからではありません。
ElectroniArtsのディレクター(?)がゴルフゲーム「TIGER WOODS PGA TOUR 11」のデモプレイを披露したのですが、当初の噂に違い、「KINECT(≒Project Natal)」のデモよりもその反応にラグを感じてしまったからです。
止まった玉を打つゴルフならまだしも、これで本当に卓球やストリートファイトなんか出来るのでしょうか?

それともうひとつ、これは嫌な噂が的中してしまったのですが、PlayStationネットワークで実施される会員制サービス「Playstation Plus」が発表されたことを挙げておきます。
従来 基本的に無償だったことの方が歪だったことは確かですが、それでも課金サービスに加入しないと今後は差別されてしまうと云うのは嬉しくありません。どうせ有償化するなら最初からしていれば良かったのに、残念です。
タグ:時事ネタ
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オープンソースの携帯ゲーム機が間もなく発売 [ハードウエア]

正直に申上げますと他社の発表に霞んでぜんぜん気付いていなかったのですが、今年のElectronic Entertainment Expoで、Gamepark Holdings社から新型の携帯ゲーム機が出展されていたそうです。

その名も「CAANOO」!。

「何だそりゃ?」「聞いたコトないゾ」と仰るアナタ(≧私w)、CAANOOはポッと出の訳の判らないハードではなく、「GP2X」シリーズと呼ばれるれっきとした携帯ゲーム機ブランドの4代目モデルだそうですよ。
マルチメディアにも対応したその筐体にはWi-Fi通信機能に加え振動機能やモーションセンサーも備わっており液晶はタッチパネルになっているのだそうです。

ちなみにGP2Xシリーズは、OSにLinuxを搭載することでユーザーが自由にアプリケーションを開発することができるオープンソースの携帯ゲーム機シリーズだそうです。
…てコトは…つまり…その…まぁ………。
エミュレーターやハックソフトだって動かせちゃうってコトですよね…。ネットスラングで云うところの「割れ厨」仕様にだってなれちゃうってコトです。
…そこまでスキルのあるユーザーがCAANOOに興味を持てば。の話ですが。

そうそう忘れちゃいけないその発売日ですが、今月の25日だそうです。
日本では、東京千代田区丸の内に居を構えるベンチャー企業㈱レッドスターが正規総代理店を勤めているそうで、コチラで絶賛予約受付中です。
気になるお値段ですが、本体のみの「シンプルパック」が14,800円で、ゲームソフト×5本がバンドルされたゲームパックが17,800円。そしてさらにWi-Fiドングルもセットにした「フルパック」が19,800円だとか。

一見すると安価で多機能のハイコストパフォーマンスゲーム機のように受け取れないこともないですが(以下略)…、正直申上げて、…私は要らないですwww
今回はまぁ…「こんなモノも在るよ」的な、ネタ的な話題として受止めてください。
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次世代PSPのウワサ [ハードウエア]

先日のE3で華々しく発表された次世代機ニンテンドー3DSを尻目にハードウエア関連の発表がなかったPSPですが、水面下で次世代機の開発が進んでいるとも取れる噂が(またも)出てきました。

まぁデスクトップPC並のグラボが搭載されてグラフィック能力が大幅に強化されるって噂については、ライバルの動向を無視しても従来PlayStationシリーズの足跡を辿れば「然もあり」と思えるもので、また無理して連続稼働時間を犠牲にするものでなければぜひ頑張っていただきたいところですが、
此度のものは、ニンテンドーDSiPodTouchに対抗してタッチパネルが採用されるのではないかとの憶測に対するもので、背面にタッチセンサーが採用されるという怪情報が流れているのです。

噂の出所はコチラ↓
http://www.eurogamer.net/articles/2010-08-19-new-psp-has-touch-sensitive-controls
筐体を支えながら操作する必要のある携帯ゲーム機の背面にタッチセンサーを設けることで、いったいどんなメリットがあるのでしょう???まだぜんぜん想像もできません。
個人的にはアナログパッドをもう少し頑丈にして&もうひとつ設けてくれるだけで充分なのですがA^^;

同記事では他に、
PSP-3000と同等のサイズになる。
・2011年末頃(まで?)に発売される予定で、SCEIと親密な開発者には、既に基礎仕様が公開されている。
・開発者の要請により、光学メディアは廃止&PSPgoのようにストレージにデータを書込む式になる可能性が高い。
となっており、例の如くSCEIからは「噂や憶測にはコメントしない」と拒否されている模様です。
なお此度の噂では、その他のインターフェイスや対応インフラについては触れられていません。

まぁ、その他情報については素人の私でも予測がつく内容ですね。やはり目玉は謎のタッチパネルです。
にしても本当に、筐体裏のタッチパネルをどうやって操作するんでしょう?
まだ現役PSPでもまだ充分高性能だと思うのですが、世代交代に伴って勢力図が書き換えられる例も過去にはあり、DS→3DSに対抗する必要があるのは充分理解できるのですが、こんな訳の分からない情報じゃ焼け石に水ですよね…w
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ニンテンドー3DSが国内初披露されました [ハードウエア]

今日、幕張メッセで開催された任天堂カンファレンスに於いて、噂の次世代携帯ゲーム機ニンテンドー3DSが、国内では初めてお披露目されました。
重要な項目を抜粋しますと、
・発売日は2011年2月26日
・希望小売価格は25,000円(税込)
・裸眼で立体視映像を楽しめる
・立体画像を撮影できるステレオカメラ内蔵
・ニンテンドーDSソフトに上位互換
・インターフェイスにアナログパッドを新設
・ジャイロセンサー&モーションセンサー内装
・お約束の「マリオ」を筆頭に「バイオハザード」「メタルギアソリッド」など、DSにはなかった新しいジャンルのタイトル多数が開発中
・スリープ中も有効な無線通信機能に新しい仕掛けが?
(日本テレビおよびフジテレビによるコンテンツ配信)
といったところです。

詳細は社長公演を視聴していただくなりプレスリリースなりプロの記事をご確認いただくとして、ここからは私の感想を述べさせていただきます。

正直申上げさせていただいて、このままでは3DSはDSの後継機とはなれない気がします。
なぜなら3DSがまずすべきことはDSからの市場継承だと思うのですが、
年末年始で散財した後の微妙なタイミングでの発売は、積極的にゲームを楽しんでいる層は構わないのでしょうけれど、DS市場を形成している主要層に対する配慮が欠けています。
また例え実際に開発されているとしても、推奨年齢を設定されるようなマニアック(?)なタイトルを任天堂自らがアピールすることで、異なるイメージを植えつけてしまう虞があります。

DSやWiiのロンチでは「普段ゲームをしない層を開拓する」という明確なコンセプトが見えましたが、3DSはどんな層を狙っているというのでしょうか?
「真っ白」と云えれば良いのですが、此度の発表だけでは どちらかと云うと「玉虫色」。悪く言えば「何でもあり」を狙って「どっちつかず」な印象を受けてしまいました。
任天堂が唯一絶対的な勝者となれていないライバルの市場も掌中に収めようとしているのは充分伝わりましたが、それは現在のDS市場で咲き誇っているものとは異質のもので、それを共存させるためにはライバルに対して圧倒的なアドバンテージを築き上げる必要があります。
しかし残念ながら此度の発表を見た限りでは、携帯電話やライバルなどの他機種含め現行機の目欲しいところを寄せ集めただけの印象で、圧倒的な存在感や独自の斬新さを見受けられませんでした。

まぁゲーム機は飽くまで「器」であり(任天堂自身もソレに気付いているようで→)やはり最後のキメ手は「料理」となるソフトウエアの充実度です。
タイトルだけで内容が判るような有名タイトルには実績による安心感がありますが、任天堂の目指す市場拡大となると(失礼ですが→)爆発力は期待できず、それに頼る行為は、今世代をリリースした際に任天堂が嫌って避けたゲームの先鋭化やマンネリ化を招きかねません。
注目すべきは、今回発表されたラインナップのうちで内容不明だった新規タイトルであり今後3DSの特徴を活かして生まれてくる(or生まれ変わってくる)未知のソフトです。
発表では通信で仕掛けてくる旨を強調されていましたが、それが「Touch! Generations」に代わる仕掛けとなり得るのでしょうか。
それが判明するには、まだ暫く時間を要しそうです。
タグ:時事ネタ
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