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勝手に命名w「モンハン症」とは? [雑記]

このブログでも過去に使ってきておりますが、今回は改めて「モンハン症」について述べたいと思います。

この呼称の「モンハン」とはご存知「モンスターハンター」の略称で、「症」はそのまま「症状」のこと。私が勝手に考えた造語です。
従ってGoogleやYahoo!などで検索しても、せいぜい私の書き込みしかHitしない…はずですw

云ってしまえばPSPのアナログパッドやその他インターフェイスが酷使によって傷み、反応が鈍くなった状態あるいは誤作動を起こした状態を指しており、
偶然にも私のPSPは、この執筆段階で過去3回とも「モンスターハンター・ポータブル」シリーズをプレイ中に発症しています。
もちろんPSPのインターフェイスを傷める理由は色々とありますし、敢えて「モンスターハンター」を名指しする必要はぜんぜんないのですが、
以前「モンスターハンター・ポータブル2ndG」をプレイしていてPSP2000のアナログパッドが誤作動を起こすようになり、修理依頼でSCEJサポートセンター担当氏と話していた際に
「この故障を起こされているお客様の多くが『モンスターハンター・ポータブル』をプレイされているんですよね;」
と云われたことが決定打となっています。

「モンスターハンター・ポータブル」シリーズは国内PSPソフトの売上首位を独占するほど売れていますから当然その所有率は高く、上述担当氏の仰ることをそのまま鵜呑みにするのはいささか乱暴かとは思いますが、
少なくとも「モンスターハンター・ポータブル」はPSPインターフェイスの殆どを使用し、またその演出上 操作する指に力を込めがちであることから、少なくとも私の経験上「モンスターハンター・ポータブル」はPSPインターフェイスを傷め易いタイトルのひとつであると認識しており、現在ではかなり注意を払っています。
それに「モンスターハンター」シリーズは、「PSPソフトで最も売れている」なんてレベルを超越した認知度を得たメジャータイトルですからね。
「有名税」は言い過ぎですが、その詞を聞いて連想され易い方が、造語としても都合が良いですからA^^;

なおこの「モンハン症」ですが、必ずしも修理が必要な故障であるとは限りません。
なかには何らかの理由でアナログパッドのセンター値がズレただけであるケースも想定され、その場合は説明書にも明記されているアナログパッド調整法によって回復できる可能性もあります。
SCEJに修理依頼する前に、まずはこの回復法をお試しされることをおススメしておきます。
タグ:PSP 不具合
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またも次世代PSPのウワサ [雑記]

今度のウワサはスペックや仕様に重点をおいたものではなく、もっと抽象的なものです。
そんななか具体的に記されているのが「1月27日に東京で開催されるイベントで発表される」というもの。
1月27日と云えば、ニンテンドー3DSロンチのちょうど1ヶ月前ということになりますね。本当に次世代PSPが発表されるのだとしたら、個人的には理想的なタイミングだと思いますし、もしもそこにPSPの後継機として魅力的なコンテンツが紹介されたとしたら、ニンテンドー3DSが重要視していると思われる新たな顧客層を獲り損なう可能性は充分にありますね。
戦略的には充分あり得る話です。
ですがSCEJはそれ以降に何種類かの限定パックが発売されることを発表しており、もしも本当に1月27日に次世代機が発表されるとしたら、それはこれらのパックを「在庫処分です」と発表するのと同義になってしまいます。
商売上そんな判断をするとは考え難いですし、どぅも納得できません。

と云うことで此度の騒動の発端を探してみましたら、意外な事実が判ってしまいました。

まず此度の騒動の源となったのは、Ben Parfittなる人物が1月12日に英MCVにupした「PSP2 announced on Jan 27th in Tokyo(PSP2が1月27日に東京で発表される)」という記事です。
タイトルこそセンセーショナルなのですが、その本文は憶測ばかりで具体的なソースが明かされていません。
そして昨日は、Michael Frenchなる人物が「PSP2 as powerful as PS3, set for Q4 launch(第4四半期に発売(?)されるPSP2はPlayStation3並にパワフル)」という記事をupしていて、上述についてフォローされています。
そのフォロー部を抜粋しますと
> As was reported yesterday, the first announcement is pencilled in for January 27th.(昨日のレポートは、最初の発表は1月27日であると鉛筆で記されている)
と書かれています。
まぁ本当に鉛筆で書かれていたのかどうかは判らず或いは「メモ書き」「追記」のスラングである可能性もありますが、要は騒ぎの発端となったニュースのソースはそんないい加減なものだったようなのです。

ちなみに英MCVのトップページを開きますと、下段に「ABOUT US」がありますので、まずは直訳しながら読んでみましょう。
>MCV is the leading trade news and community site for all professionals working within the UK and international video games market.(MCVは、英国および海外ビデオゲーム市場を取り扱った主な貿易ニュースとコミュニティのサイトです。)
>It reaches everyone from store manager to CEO, covering the entire industry.(全産業の店長から最高責任者まで皆様にお届けしています。)
>MCV is published by Intent Media, which specialises in entertainment, leisure and technology markets.(MCVは、エンターティンメント・レジャーそしてテクノロジー市場に特化したインターネットメディアです。)
では要約しましょう。
MCVとは、ビデオゲームの話題を中心に取り扱った、ニュース&掲示板サイトだということです。
つまり、扱われている記事には(本当の)ニュースと、素人の書込んだウワサの両方があるということです。

これを踏まえた上で、冒頭で述べたウワサをスクープ記事として受止めるのか・素人が書込んだ単なるウワサとして受止めるのか、それはココをご覧の貴方のご判断にお任せします。
タグ:時事ネタ
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新型PSPのウワサについて [雑記]

少し前
>商売上そんな判断をするとは考え難いですし、どぅも納得できません。
>要は騒ぎの発端となったニュースのソースはそんないい加減なものだったようなのです。
とケチョンケチョンに貶した→1月27日に新型PSPが発表されるかも?というウワサですが、一昨日の日経新聞に続きファミ通までが取り上げました。
どぅやら明日SCEIから何らかの発表をされるのは間違いなさそうで、上述リンク記事に記されたウワサが正解だとすると、マイナーチェンジではなく次世代機に相当する新型機が発表されるってコトになります。
つまり現行PSPの在庫処分よりも発売目前であるライバルへの牽制を重要視された戦略を執られたということで、だとするとあのカキコミはとんでもない大スクープだったことになりますね。明日が楽しみです^^

…しかしまぁ、有名誌が報じるとこうも真実味を増してしまうとは、私も権威に弱い小市民ってコトでA^^;
タグ:時事ネタ PSP
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「MONSTER HUNTER PORTABLE 3rd」#22 [雑記]

今夜から毎週月曜日の深夜2時より、テレビ東京で「モンハンぷらす 一狩りいこうぜ!」という番組が始まるそうです。
司会は、「ファミ通WaveDVD」でもお馴染みアメリカザリガニのお二人と「モンスターハンター・ポータブル3rd」のCMキャラクターも務める俳優の岡田義徳くんと、それから番組名は忘れましたがお天気お姉さんだかレポーターだかで見たことのある福田萌ちゃん(←さん?)の四名で、そのタイトルから容易に想像できる通り「モンスターハンター」を取扱ったバラエティ番組だそうです。
テレビ東京ということで全国ネットを期待するのは厳しいかも知れませんが、放送後は公式サイトでも配信を予定されているそうですから、受信圏外の方もご覧いただけます。

ファミコンブームの頃から現在に至るまでゲームを取扱った番組は数多ありましたが、タイトルを限定したレギュラー番組となると、シリーズアニメとして放映されたものを除けば、あの「マリオ」さえ為し得ていない初めての試みになるのではないでしょうか。
司会が4人ということで、まさかその4人がワイワイ言いながら「モンスターハンター」をプレイする番組だってコトは…ないと思いますが、どんな内容になるのでしょう?
攻略j情報番組だったら勘弁ですが、取り敢えず今夜の初回分だけは(起きていられたら;→)見てみようと思います。
モンスターハンターポータブル 3rd

モンスターハンターポータブル 3rd

  • 出版社/メーカー: カプコン
  • メディア: Video Game

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汎用機は専用機の座を駆逐し得るのか#1 [雑記]

もともとは「スマートフォンは携帯ゲーム機の座を脅かし得るのか」のタイトルで述べていたのですが、その後の記事投稿に際しスマートフォンvs携帯ゲーム機の範疇に納まらなくなってきましたので改題させていただきました。


何年も前からプロのアナリストやマニアたちによって、演算能力に優れた携帯電話によって携帯ゲーム機の座が脅かされつつあると云われています。
確かに昨今 幅を利かせてきているスマートフォンは、iPhoneはひと頃のゲーム専用機よりは遥かに高度なゲームができるようになりましたし、もう一方の雄であるandroid2.3もゲームを快適にプレイするための機能強化が図られておりますし、先にSCEIが発表した「PlayStation Suite」はそんなandroidケータイでPlayStationソフトを楽しめるサービスだそうです。
それらを見ていると携帯電話(≧スマートフォン)がゲーム機としての能力を充実させてきているのは確かです。

では本当に、そんな流れの果てに携帯ゲーム機の市場はスマートフォンに駆逐されてしまうのでしょうか?←私は、そうは思いません。
以前の投稿で述べた
ゲームに熱中する余り充電切れを起こして使用不能になる携帯電話も、着信でプレイを中断されるゲーム機も要らない
てのは個人的な意見だとしても、スマートフォンのゲームアプリが携帯ゲームの市場を駆逐するとは、すくなくとも現段階では想像できないのです。

スマートフォンが携帯ゲーム機を駆逐すると云われている根拠の多くが、例え発表段階では最先端の技術を投入されているとしても、更新サイクルの早いスマートフォンがその性能で抜いてしまうまでに然して期間を要さないというものがあります。←確かにそうです。

では、パソコンと据置ゲーム機ではどうでしょうか。
MicorosoftのDirectXに代表されるパソコンのAPIはゲーム表現に有益な進化を遂げており、また高性能なグラフィックボードが日進月歩で各社よりリリースされている訳ですから、発売されてから殆ど仕様を変えないまま何年間も現役で居続ける据置ゲームよりも、ハイエンドパソコンの方がスペックが上であるのは明らかです。
でも据置ゲーム機の座をパソコンが脅かしているなんて話はありませんよね。
パソコンと据置ゲーム機は、同じように「ゲーム」と表現されながらも互いに向き・不向きがハッキリとしているので、部分的に重複する部分はあるものの共存できています。
これには色々と理由がありますが、最たるものを挙げるならその機能および目的の違いです。
ゲーム機は同じプラットフォームであればほぼ同じ仕様で統一できているのに対し、パソコンはユーザー個々によって性能や環境にバラツキが生じています。
これは、ゲーム機は「ゲーム」という確固たる目的があるのに対し、パソコンはユーザーによって目的が大きく異なるために、極端に申上げると各個全ての仕様がバラバラになってしまっているからです。
もちろんゲームに特化したチューニングが為されゲーム機を遥かに凌駕する表現力を得たハイエンドパソコンも存在しますが、最先端のグラフィックボードは最新の据置ゲームを購入してもかなりお釣りがくるほど高額であるため、当然ながらそれを購入してまでパソコンでゲームをするユーザーは限られています。
つまり、最先端であれば専用機を凌ぐ性能を得られても、それが全てではないということが、パソコンがゲームに対して抱えるジレンマです。←だからこそあのMicrosoftがわざわざ専用機を開発してまでゲーム業界に参入しているのではないでしょうか。
ゲームソフトメーカーも営利企業ですから、パソコン向けにゲームソフトを開発する際は、高度な表現を追及しつつも最先端ではなくそこから少し下りた性能帯を狙って開発することで、より市場規模を拡大しようとすることになります。
つまりハイエンドパソコンのユーザーは、高度な表現力を得ているのと同等以上に、市場性能が追いついてくるまでの期間を延ばしているとも申せます。

スマートフォンと携帯ゲーム機の関係に於いても、これと同様のことが或いはそれ以上のことが云えるのではないでしょうか。
ほぼ仕様が統一されているゲーム機とは異なり、スマートフォンは複数のメーカーからリリースされて凌ぎを削っているため、メーカーによって特徴が異なります。
また、いくら性能でゲーム機を凌駕する最新スマートフォンが発売されようとも短期で繰り返すモデルチェンジの度に買換えるユーザーは稀で、多くのユーザーは現状に不満を抱えるまで買換えません。そうなりますと、メーカー同士の能力差どころではない個体差がユーザー間で発生することになります。
そうすると、総数では遥かに巨大なスマートフォン市場であっても、ゲームに特化した最新機能を満足にフォローできる市場は極端に小さくなってしまうのです。
ソフトメーカーもビジネスで開発している訳ですから、より市場規模の大きいところをターゲットにソフト開発されるはずであり、上述したまだ買換えていないユーザーまでフォローしようとすると、最新機能を気軽に採用できません。
そうなりますと、いくら性能で凌駕するスマートフォンが現れようとも、そのゲームソフトまでがゲーム機用に開発されたソフトの表現力を上回るためには、市場が追い着くまで何年も待つ必要があるのです。←とうぜんその頃には更に高性能なモデルがリリースされてしまっています。
そんなニーズも性能もバラバラな市場に向けてソフトを開発するのと、何れも画一化された市場に向けてソフトを開発するのと、ビジネスとしてどちらの方が向いていると思いますか?

ニーズについてもう少し掘り下げてみます。
スマートフォンでゲームアプリを楽しんでいるユーザーは、おそらくゲーム目的でスマートフォンを購入している訳ではありません。
携帯電話の代替あるいは携帯できる汎用の情報端末としてスマートフォンを購入しているはずですから、ゲームを一切プレイしないユーザーも居られる訳ですし、ゲームをプレイされるユーザーにしても、様々な目的のついでにゲームを楽しまれているのだと思われます。
現代のゲーム機は携帯機であってもインターネット接続やメディア視聴も出来てしまうだけの汎用性を備えていますが、でも購入される動機は十中八九「ゲーム」であり、汎用性はゲームを追求した結果の副産物です。
そしてその汎用性こそゲーム目的に於けるスマートフォンの弱点であり、インターフェイス然りそのリソースの大半をゲームに注ぎ込めるゲーム機と違ってスマートフォンはアレもコレもできる必要があるために、ゲームに割けるリソースも自ずと限られてしまうのです。←ゲーム中は電話やメールを受信できないスマートフォンなんて考えられないでしょうw
つまり機械としての中身が殆ど同じだろうが各々の機能が重複していようが、スマートフォンとゲーム機とでは目的もニーズも異なっているのです。
ついでに楽しまれるゲームに、どこまで最先端の能力が要求されるでしょうか?どれほどのユーザーが見込めるか判り難い市場に、どのメーカーが本腰入れて大作ソフトを開発するのでしょうか?

カジュアルゲームや懐古ゲームであれば、現代のテクノロジを以ってすれば然ほど巨大なリソースを割く必要はありません。
でもゲームも進化しており、「ピコピコ」などと呼ばれていた頃とは雲泥のリソースを要求するものが氾濫していますし、ユーザーの耳目もかなり肥えています。
とうぜん要求されるジャンルは様々で、気軽に楽しめるカジュアルなものもあれば、映画並みの映像で何十時間・何百時間も続けられるような超大作にも大きなニーズがあるのです。
超大作ともなるとその製作費は億単位の開発費と年単位の開発期間を必要とするのですから、メーカーは当然 その投資に見合った収益を求めることになります。
収益を上げるために価格を高く設定する方法もありますが、安いクソゲーについつい手を出してしまうユーザーは居ても、徒に高額な超大作に喜んで金を出すユーザーは限られます。←つまり単価を上げるにも限度がある訳です。
そうなるととうぜんメーカーとしてはより数を捌ける市場に向けて開発することになるのですが、上述の通り最先端の機能を要求したゲームタイトルではスマートフォン市場で満足できる収益を上げられそうにありません。
ただでさえ市場規模が読み難い上に機種ごとの動作保証を検証する必要があるスマートフォン市場と、ユーザーの殆どがゲームを要求していると判っていて何年間も同じ仕様で居続けるゲーム機と、どちらに向けてソフト開発したほうが回収率が良いのでしょうか?
その答は、スマートフォンに限らず携帯電話にリリースされるゲームタイトルが、然ほど開発期間を要さないカジュアルなものや専用機タイトルの焼直し版に大半を占められていることから、自ずと判るはずです。

他にも色々とありますが、上述した表現力とニーズだけで充分でしょう。
以上の条件から殊「ゲーム」に限れば、スマートフォンがゲーム機を駆逐するほどのゲーム市場を形成することはあり得ない。というのが私の考えです。
タグ:妄想
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PlayStation3とNGP(仮)の関係について [雑記]

「価格.com」クチコミ掲示板のあるスレッドで、常連のT氏から興味深いテーマが挙げられました。
当該スレッドはコードネームNGP(仮)の名前に関する質問スレであったため、脱線となる話題を延々と議論する訳にも参らず半端のまま終わってしまいましたので、ココで改めて考察してみたいと思います。

T氏が挙げられたテーマとはPlayStation3用ソフトの将来を憂いたもので、携帯機ながらPlayStation3に迫る(?)表現力と快適な開発環境を謳われるNGP(仮)の登場によって、ソフトメーカーの開発の軸足がNGP(仮)にシフトされてしまうのではないかというものです。
確かに先の発表では、登壇した各位が異口同音にNGP(仮)の高性能ぶりや快適な開発環境をアピールされており、その引合いとしてPlayStation3が利用されているようにも見得ました。
そうなると、
・従来PlayStation3用ソフトを中心に開発されていたメーカーでさえそこで得たノウハウをもとにNGP(仮)ソフトばかり開発するようになってしまうのではないか。
・PlayStation3用ソフトが開発されるとしても、NGP(仮)用に開発されたソフトを移植される所謂「マルチプラットフォーム」タイトルばかりになり、そして携帯機用から移植されたようなソフトでは、PlayStation3の能力を満足に活かせないのではないか。
…と云ったところがPlayStation3ユーザーであるT氏ご懸念の内訳になるかと思われます。

T氏のご懸念は、過去からPlayStationシリーズを愛用されてきたユーザーにとっては切実なものです。
…と申しますのも、伝統的にPlayStationシリーズでリリースされてきた人気シリーズが他機種に鞍替えされたり、或いは他機種とマルチプラットフォームでリリースされているタイトルも少なくないのです。
「好きなソフトをリリースされているハードを買えば良いじゃないか」と云うのは簡単なのですが、例えば「モンスターハンター3」は当初PlayStation3用の開発を告知されていてそれを期待していたPlayStation3ユーザーも居られたはずなのに、突如ハードウエアを鞍替えされPlayStation3版はなかったことにされたなんてことがありました。他には「エースコンバット」や「(もともと任天堂ハード向けでしたが)ドラゴンクエスト」なんてのも在りますね。
前作がPlayStation2でリリースされていたことからPlayStation3にそのまま移ってくると思っていたユーザーにとっては、苦い思い出です。

もちろんPlayStation3に残ったタイトル或いは新規に生まれたタイトルもあります。

ですが海外産はもとより国産でも国際市場を意識されたサード製PlayStation3用ゲームソフトはXBox360とマルチプラットフォーム開発されたものが非常に多く、特にネット情報に明るく初期からPlayStation3を愛用してきたユーザーにとってはそれも苦い思い出なのです。
さすが天下のMicrosoftがリリースしているだけあってXBox360の開発環境はかなり恵まれているようで、パソコン用ソフトの開発環境を容易に転用できる強味を活かしXBox360用に開発されたソフトは、初期からそのパフォーマンスを充分に活かせていたように見受けられます。
対するPlayStation3の方はさすが(?)SCEIがリリースしているらしく、ハードウエアとしてのパフォーマンスは高いのかも知れませんがその開発環境が整うまでに期間を要しており、そのパフォーマンスを活かすためには相当の技術蓄積を要すると云われておりました。
そんな両機に向けてデベロッパーがマルチプラットフォーム開発する場合、XBox360に向けて開発されたソフトをPlayStation3に移植されるケースが多かったようです。
両機ともHD映像を扱える高性能なエンタテインメント機なのですが、当然万能ではなく互いに得手不得手があるようで、片側が出来ることを必ずしももう一方も出来るとは限りません。
そうなりますとデベロッパーがマルチプラットフォームタイトルを開発する際には、両機共通の機能のみを利用するか・もう一方に移植する際に片側しかサポートできない機能を削除・改変されてしまっている可能性も否定できません。
PlayStation3ユーザーの視線でいきますと、せっかく大容量のBD-ROMを採用されているのにDVD-ROM容量に内容を引張られてしまうとか、せっかく高性能なCPUCell Broadband Engine」を積んでいるのに活かし切れなくなってしまうとか、逆にXBox360の強味であるGPUVRAM兼用によって自由度の高いワークメモリを活かしたゲームのPlayStation3版は見栄えが劣るといったコトもありました。
その結果、特に初期のマルチプラットフォームタイトルに於いて両機向けソフトのパフォーマンスに格差を生じ、その格差を指摘する意見が多くの論争を生み、その多くはPlayStation3ユーザーにとって歓迎できない内容のものが多かったのです。

まぁこの例は、片側しか知らないユーザーからするとどぉでも良い話なのですけれどw、しかし、その相手がNGP(仮)となると話は別です。
まだ詳細を発表されていないとは云えNGP(仮)は事実上PSPの後継機であることは間違いなく、そうなりますと「リモートプレイ」「アドホックパーティ」などPlayStation3と連動した使用法を継承され或いは更に親密度を上げてくる可能性もあります。つまり、両機を併有するユーザーが確実に現れるということです。
発売タイミングに時間差があったり後発の方に魅力的な追加コンテンツがあれば話は別ですが、マルチプラットフォームで開発されたソフトがタイミング・内容とも大差ない場合、大抵のユーザーは自分のプレイスタイルに合わせて何れか片方しか買わないですよね。
ユーザーが重複するということは、ハードウエアの普及量に対して市場がそこまで大きくないということです。
つまりNGP(仮)はXBox360と較べると、PlayStation3のマルチプラットフォーム相手としてあまり魅力のないハードと云うことになりますので、マルチプラットフォームについての懸念はなくなります。

次にPlayStation3用ソフトのメーカーがNGP(仮)に移ってしまうのではないかという懸念について。
仮にNGP(仮)がPlayStation2並の垂直立上げで爆発的に普及したとしたら、その可能性は否めません。
ですが、上述の通り昨今のゲームソフト開発には時間を要しますからね。
PlayStationストアのダウンロード専売を想定されたようなカジュアルゲームなら可能性がありますが、BD-ROMの大容量を想定されて制作されている大作ゲームを、内容を削ってまでコンバートすることはないのではないでしょうか。
携帯機には携帯機ならではの・据置機には据置機ならではの特徴があり、どんなに内容が重複しようとも、互いに越えられない最後の牙城が存在するはずで、それが解っているクリエイターであれば自ずと棲み分けができているはずです。
その例として、先の発表会でセガ名越稔洋氏が述べられた、PlayStation3ユーザーにとって頼もしいご意見を紹介しましょう。
僕自身は据え置き機で、今こういうゲーム(「龍が如く」シリーズ)を主に作らせてもらっていますが、据置機にいい意味でまたプレッシャーがかかります。
「携帯機がどんどん良くなっていって、でも据置機はどうしていくのか」というプレッシャーさえも楽しませていただきながら、もちろん新しいNGPという機械を触りながら、こんなことができそうだと驚きのあるエンターテイメントを、特にネットワークを使ったものを開発させていただければと思っております。
…この発言を私は、ただでさえ時と場所を選ばないアドバンテージを持たれている上に得意の演出力でも迫ってきた携帯機に対して「だったら据置機ならではの違う利点を活かして迎え撃ってやるよ!」と宣言されているように受取れました。
つまり携帯機がどんなに頑張っても不可能な据置機ゲーム←もっと云ってしまえば従来より更にPlayStation3の特徴を活かした尖ったゲームの登場を予感させる、すんごく頼もしい宣言だったといえます。
名越氏の今後の動向に要注目ですね。応援しますo(^-^)o


さて、では同タイトルのソフトがPlayStation3とNGP(仮)ではリリースされないのかと申しますと、それもないでしょうね。
先の発表であそこまで強調されていたということは、裏を返すと既にPlayStation3とNGP(仮)で、少なくとも開発機材上はライブラリデータを共用したソフトが開発されている可能性が高いということだと思います。
上述スレッドのT氏は画素数の違いもご指摘されていました。
携帯機である都合上NGP(仮)の画素数はフルHDに対応したPlayStation3より粗いのは確かです。
掌サイズに向けて開発されたNGP(仮)ソフトをリビング大画面のPlayStation3に移されると、引伸ばされて間延びした映像になってしまうのではないかというご懸念ですね。
実際、PlayStation3がフルHD(1,920×1,080pxl)まで出力できるのに対して、NGP(仮)は960×544pxlしか(?)ありません。ですがその数字をよく較べてみてください。
NGP(仮)はその後継機という立場上「PSPの4倍」と説明されていましたが、同時にPlayStation3の1/4でもあることに気付くと、単純に画素数を縦横半分にしただけ(?)の意外と親和性の高い画素数であることが浮彫りにされてきます。
まして結果はどうあれ映像処理も共用できるということは、PlayStation3用に作成したデータをシェイプアップするだけでNGP(仮)に使えることを指しておりますので、映像に関しての懸念は失せます。
そしてインターフェイスにしても、NGP(仮)の6軸検出システムは既にPlayStation3のSIXAXISに搭載されていますし・タッチパネルにしてもPlayStation Moveが代用できそうです。
強いて申すなら、NGP(仮)の背面タッチセンサーとPlayStation3のL2/3ボタンR2/3ボタンが違うところでしょうか。
それにしても、L2/3ボタンR2/3ボタンの役割を背面タッチセンサーに持ってくることは出来そうですからね。
そうやって考えるとNGP(仮)は、PSPの後継機であるのと同等以上にPlayStation3のパートナーとして開発されたことが判ってきます。

ではそんな関係の両機で、内容の異なる同タイトルが開発されるというのは、どういうことでしょうか。
ここで先の発表に登壇された、コナミデジタルエンタテインメント小島秀夫監督の談話を引用してみます。
僕が言いたいのは「次世代の携帯機ゲームはPS3と同じだ」とか、「そういった携帯機にメタルギアソリッド4を移植する」とそんなことではありません。
昨年、PSP用にメタルギアソリッドのピースウォーカーというのを発売致しました。その時に、「近い将来、クラウドコンピューティングの世界が来ると思う」と申し上げました。家でも、外出先でも、あるいは移動していても、あらゆる状況で一緒に継続して、ゲームができるようになる。そういう時代が来ると思います。
僕が言いたいのは、 このNGPの誕生で、その疑似クラウド的な新しいゲーム世界が可能になるだろうということなのです。
いま僕は、その夢のプロジェクトの準備をしているところです。
…さて、世界中のクリエイターからリスペクトされている小島監督の「夢」とは何でしょう。
上述のコメントを表面だけで捉えると、セーブデータを共有できるマルチプラットフォーム作品のようにも受取れますが、それだったら既にゲームアーカイブスのタイトルが実現していますし、メディアの容量が許せばPSPだって実現できそうなことで、敢えて次世代機の発表会で強調するような内容ではありません。←今さらそんなことを「夢」と称するほど小島監督は甘くないハズです。

さぁて、ではトップクリエイターの「夢」を一介の素人が分析(≒妄想)してみましょう。
キーワードは、当日小島監督が発した「クラウドコンピューティング」と、「メタルギアソリッド3 サブシスタンス」「メタルギアソリッド ポータブル OPS(+)」「メタルギアソリッド4」に同封され単品タイトルにもなった「メタルギア・オンライン」そして小島監督が「実験」と称された「メタルギアソリッド :ピースウォーカー」です。
クライドコンピューティングを簡単に申上げるとネットワーク管理です。
プログラムやデータなどはサーバ上に置いてあり、クライアントからの依頼でサーバが処理した結果がクライアントに反映されると。そういったものになります。
つまりゲームですと、オンラインゲームがそれに該当する訳ですね(←本来なら「ゲームオンデマンド」と呼ばれる配信サービスが正解のはずですが、コチラを数千万台規模のコンシューマゲームで実現するにはメーカーの負担が重過ぎますので、さすがにまだ時代が追い付いていないでしょう)

ここで改めてPlayStation3とNGP(仮)の違いを見てみましょう。
処理性能・インターフェイスについては上述の通り。強いて付加えるなら容量の限られた充電池駆動となるNGP(仮)が連続給電されるPlayStation3の表現力にどこまで迫れるかと云うことですが、それとは別に共に越えられない決定的な違いがあります。
それは、今さらですがPlayStation3は据置機でありNGP(仮)は携帯機であるということです。
・PlayStation3はBD-ROMの大容量を活かして大画面・サラウンドなどリッチな環境を前提にしたソフトウエア開発が可能であり、広帯域ネットワークに常時接続することで遠くの見知らぬ相手とコミュニケーションを取ることも可能です。ただしテレビから離れると何も出来ません。
・NGP(仮)は単独で使用可能であることから場所も時間も選びませんし、仲間と持ち寄って手軽に協同プレイを楽しむことができます。ただし無線ルータやPlayStation3などを介在させないと広帯域ネットワークに繋げられませんし、充電池での稼動を想定すると連続した長時間プレイには適しません。
そうなりますと自ずと各々に向いたプレイスタイルが見えてきますよね。
腰を据えてリッチなコンテンツを贅沢に楽しめるPlayStation3と、場所を選ばずカジュアルに楽しめるNGP(仮)と云うことになります。とうぜん各々に適したコンテンツは別のものになるはずです。

この両機の長所を最大限に活かしつつ相互に短所を補完し合えるようなものを、小島監督は「夢」に例えたのではないでしょうか。
例えば簡単なところですとNGP(仮)に手牌などを表示してPlayStation3は対戦台の役割を果たすボードゲームやカードゲームであったり、仲間と持ち寄ったNGP(仮)でプレイする「グランツーリスモ」がレース中継さながらにリビングの大画面に映し出されるとか・NGP(仮)で育成した選手をPlayStation3に送り離れた相手と「ウイニングイレヴン」をオンラインプレイできるとか、そういった使い分けです。
一人でプレイする分には据置機だろうが携帯機だろうが大差ないようなタイトルだったとしても、双方をプレイスタイル毎に分化し各々の特長をさらに伸ばすことで、新しいゲーム演出が生まれるのではないでしょうか。

では小島監督は、PlayStation3とNGP(仮)を連携させてどんな「夢」を実現してくれるのでしょうか?
(ちょっと失礼ですが→)小島監督の次回作となると、とうぜん市場が期待するのは「メタルギアソリッド5」でしょう。
ですがココで私が考えたのは、当時MSXで制作されたオリジナル「メタルギア」の再構築です。←リメイクとはちょっと違います。
詳しくはWikipediaあたりをご確認いただきたいのですが、「メタルギア」の舞台となっている「アウターヘブン蜂起」は、ソリッド・スネークFOXHOUNDに於ける初陣とされています。
主人公ソリッド・スネークは、伝説の傭兵でもある総司令ビッグボスの指示によってアウターヘブンに潜入し、消息を絶った最優秀兵士グレイ・フォックスの捜索および最終兵器メタルギアを破壊することになるのですが、コレに矛盾を感じませんか?
FOXHOUND入隊以前のソリッド・スネークはあの有名な特殊部隊グリーンベレーにも所属して湾岸戦争にも出兵していたそうで、相応の技能を持った兵士であることは分かります。
でも、例えば「:ピースウォーカー」でビッグボスが組織していたMSFが300人から成る大組織だったことからしてFOXHOUNDも相当数から成る精鋭部隊だったと思われる訳で、そこのトップの兵士が消息を絶つほど困難であり&人類滅亡に繋がる核戦争の引鉄になり得るほどの大事件を、一介の新兵一人に全て任せるとは思えないんですよね。←ゲームには描かれていませんでしたが、とうぜん別働隊となる兵士が何人も潜入を試みており、最終的に最も活躍したのがソリッド・スネークだったと捉える方が自然な気がします。
また「メタルギアソリッド」をプレイした方なら、ソリッド・スネークが「恐るべき子供たち」計画によって生まれたビッグボスのクローンであることはご存知のことと思います。
「メタルギアソリッド」シリーズには、主人公のソリッド・スネークに加えてリキッド・スネークソリダス・スネークという3人のクローンが登場していますが、「恐るべき子供たち」計画で生まれたのは果たしてこの3人だけだったのでしょうか?←従来作品には登場していませんが、他にも「スネーク」が生まれていた可能性は充分ありますよね。
そんな名もないクローンたちを主人公にすれば、各プレイヤーが自分の育てた「スネーク」を操作した協同プレイも可能になります。ユーザー個々が自分の「スネーク」を持てるのですから、性別や顔貌など基本的な部分は厳しいにしても服装や髪型などを好きにアレンジすることだって出来ますよね。
アウターヘブンには敵兵だけでなく他の「スネーク」もいる訳で、もちろん従来作通り単独でどんどん進めることも出来るかも知れませんが、CO-OPSで協力して障害を排除したり逆に1人の失敗によって他の「スネーク」が窮地に追い込まれたりなんてこともできますし、もっと云ってしまうとネットワーク上の会ったことのない「スネーク」が仕掛けた罠を協同で回避したり、先行して倒されてしまった他の「スネーク」から装備を拝借してしまったりなんてのも面白いですね。←こんなプレイスタイルなら従来の「メタルギア」にはなく、そしてNGP(仮)とPlayStation3の特徴を活かすことも出来そうです。
なお最後にひっくり返してしまいますが、このアイデアであれば、例えばソリッド・スネークの遺志を継いだ新たな「スネーク」達を主人公に次の時代の話を創造することも出来ますので、下手にシナリオ制約のある「メタルギア」に拘らなくても良いかも知れませんw

…どうでしょう?コレは飽くまで小島監督の発言を元に思い描いた私の妄想なので的中するとは限りませんが、こんなゲームであればPlayStation3とNGP(仮)を棲み分けつつ連動したシナリオをプレイできるのではないでしょうか。
今年のE3で何か発表されるようで、実際のところは6月の発表を待たねばなりません。

これは名越氏や小島監督だけに向けたものではありませんが、そんなPlayStation3とNGP(仮)の両ユーザーが楽しめる作品が生み出されることを、期待して待ちたいと思います。
タグ:NGP PS VITA PS3 妄想
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平井一夫氏がSONY次期トップの筆頭候補に [雑記]

昨今はPlayStation絡みの大きな発表がある度に名前の挙がるSCEI最高経営責任者(CEO)の平井一夫氏が、4月1日付けで親会社SONYの代表執行役副社長に昇格すると発表されたそうで、共同通信では早くも「次期トップの最有力候補」と報じています。

思い起こせばSCEIの先代CEOで現在は名誉職に就いている「プレステの父」こと久夛良木健氏も、かつてはSONY副社長兼最高執行責任者まで上り詰め、その退任後でさえ度々次期トップ候補として報じられていましたね。

若い方はご存知ないかも知れませんが、SONYと云えば以前は「突飛だけど凄いもの」を創ってムーブメントを興してくれる企業で、技術者出身の久夛良木氏は先見性に優れ、その意味では最後の「SONYイズム」の具現者だったのですが、頭が良過ぎたのかその発言まで突飛過ぎて理解者が少なかったのかな?と思います。
対する平井氏は如何にもビジネスマン然としていますし、敗色濃かったPlayStation3ビジネスを建て直した手腕は相当のもので、「経営者」としての素質は久夛良木氏より優れているのかな?とも思います。

子会社の…それもゲームメーカーの社長が電器メーカーのトップ候補になるというのは一見すると変に映るかも知れませんが、
SONYは同じように電器を扱っていても、日立製作所東芝などのような総合的に電機を扱っているメーカーともパナソニックシャープなどのような家電に重心を置くメーカーとも日本電気富士通などのようにエレクトロニクス分野を中心としたメーカーとも趣が違います。
SONYおよびそのグループ企業の扱っているものは、例えばPlayStationの他にも映像制作機材はもちろん音楽や芸能映画産業などのコンテンツビジネスなど娯楽に根差したものが多く、広義ではエンタテインメント企業と表現できます。
現代のゲーム機は高度な映像と音楽をインタラクティブに取扱える訳で、云わばゲーム産業は総合エンタテインメント産業であると申せます。
そしてSONYグループでその総合エンタテインメントを取扱っている急先鋒がSCEIで、そこを取り仕切っているのが所謂「ゲームメーカーの社長」なのです。←つまりSCEIの社長がSONYの社長候補になっても何もおかしくないのです。

まぁSONYの次期社長候補の話はこれで措いときまして、此度の人事発令でPlayStationまわりがどうなるのか推察(≒妄想)してみましょう。
今度の役員人事によって平井氏はSONYグループのコンスーマープロダクツ&サービスグループを統括することになるそうです。
具体的には、テレビ・ホームビデオ&オーディオ・デジタルイメージング・パソコン・ゲーム・モバイル製品など全てのコンスーマー・エレクトロニクス製品事業とこれらを繋ぐネットワークサービス事業それからグローバルセールス&マーケティングや共通ソフトウェアの横串プラットフォーム及び製品デザインについても担当されることになるそうです。
最近のPlayStationストアで映像コンテンツを閲覧された方ならお気付きでしょうけれど、初期のマイナーアニメ(←失敬;)&PVしか無かった頃と較べるとかなり充実されてきています。
またPSPgoの発売に併せてSONY本体(≠SCEI)からリリースされた「MediaGo」はPSP携帯電話の使い勝手を更に向上させてくれました。
これは平井氏がSONYのエグゼクティブ・バイスプレジデント・ネットワークプロダクツ&サービスグループを担当された功績であると思われ、今度の人事によってさらにSONYグループ内におけるPlayStationを囲む風通しが良くなることを予感させてくれます。

折しも先日の「次世代PSP」ことNGP(仮)発表の壇上では各メーカー代表がその開発環境を称え、また初期はそのソフト開発の難しさを指摘されていたPlayStation3やPSPも含め、その開発環境は順調に改善されているようで、表立ってはいないものの、SONY本体と技術的な交流が活発に為されていることも窺えます。

現行三大ゲーム機メーカーのなかで最も体力がないと云われてきたSCEIですが、バックの巨大資本SONYグループが強力なバックアップ体制を敷いてくれることになれば、ユーザーとしても今後さらに色々なメリットが期待できそうで楽しみです。

「MONSTER HUNTER PORTABLE 3rd」#29 [雑記]

別件でGoogle検索していたら面白いブログを見つけたので紹介します。
タイトルは「モンハン持ちができません。」w
ファミ通.comにupされているプレイまんがで、「モンスターハンター・ポータブル3rd」を扱われているようです。

モンスターハンターポータブル 3rd

モンスターハンターポータブル 3rd

  • 出版社/メーカー: カプコン
  • メディア: Video Game


虚構のような現実のお話#5 [雑記]

個人的にあまり気が乗らなかったのでこのブログではあまり触れていなかったのですが、当初は高度なシステムと随時更新可能な仕様ゆえに難攻不落と思われていたPlayStation3システムも、ある自称「ハッカー」(=クラッカー)によってそのセキュリティホールを暴かれ、(敢えて詳細は伏せますが→)非合法な用法を可能とする改造手段が公開されていました。
これに対するSCEIの対策は、断続的なシステムアップデートによる対策に伴って一部機能を削除・改造ユーザーに対する警告・そして騒ぎの発端となったクラッカーを提訴というものでした。
この段階で我々ユーザーはPlayStation3を有益に運用し得る機能を取り上げられてしまったというのに、利己的なサイバーテロリストがさらに迷惑な行為を働いてくれました。

その症状に私が気付いたのは一昨晩のことでした。
いつも通りPlayStation3を起動すると画面には「サインインに失敗しました」と表示され幾度か試してもサインインできず、「PlayStation Home」「アドホックパーティforPSP」の起動どころかPlayStationストアにさえ入れなくなってしまったのです。
この時は「またメンテナンスかな?」程度にしか思わず寝てしまったのですが、昨日になってもまだ回復しておらず、今日になって、「価格.com」に起てられたスレッドを読んで、その原因が判りました。

さながら義賊を気取ったAnonymous為る××な集団が、己のブログに上述訴訟を不服とした声明文を上げてPlayStationネットワークにDoS攻撃を仕掛けていたようなのです。
またこれに呼応(≒便乗)したSonyRecon為る××共はもっと愚かで、SCEIではなく親会社Sonyの幹部および裁判官・弁護士の個人情報を集めて公開してしまったのだとか。←ココまでくるともぅ完全に犯罪行為ですし、裁判関係者の心証を害したことで上述クラッカーをも追い込んでしまいましたね。

まぁ個人的に裁判の結果はまだしもSony幹部や裁判関係者の個人情報なんてどうでも良いのですが、PlayStationネットワークに対するDoS攻撃となると話は別です。←PlayStationネットワークの運営に支障を来すということは、コッチまで確実に波及しますからね。
機能削減の原因をつくったクラッカーに怒りをぶつけるのなら理解できなくもありませんが、その加害者を擁護するあまり被害者や裁判関係者を攻撃し、果てはその親会社や何の責任もない6,000万アカウントに迷惑をかけているのです。
「盗人猛々しい」「天に唾す」とはまさにこの行為で、己にその責を問われることまで考えが及ばなかったのでしょうか。←本当に××ですね。

「MONSTER HUNTER PORTABLE 3rd」#31 [雑記]

「~#22」で告知して以来ぜんぜん触れていませんでしたが、「モンハンぷらす 一狩りいこうぜ!」を毎週欠かさず見ちゃってますw
…とは申しましても中年サラリーマンの私が放送時刻まで起きていられる体力などある訳もなく、録画しておいたものをPSPで通勤視聴しているのですが…A^^;

そのなかに「新人ハンター日記」という、「モンスターハンター」未体験だった滝口幸広くんと村上まりなちゃんに始から「モンスターハンター・ポータブル3rd」をプレイさせて、視聴者がその成長ぶりを観察するコーナーがあります。
とうぜん「モンハンぷらす~」内でもその成長ぶりは放送されているのですが、ソレとは別に各々が「狩りったー」と題された公式twitterで呟いており、フォロアーになることで間接的に番組に係わることもできるようです(←さすがに私はソコまではしてないですけれどねw)。
でそのtwitterを久し振りに読みましたら、いつの間にかハンターランクは抜かれている「終焉を喰らう者」を攻略させられちゃってるわで…さすがにヘコみましたorz

そぅそぅ、今夜21~22時頃に、「アドホックパーティforPSP」を介して滝口くん&まりなちゃんと狩れるイベントがあるそうです。
興味がおありの方はぜひw
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