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VEZEL#4.3 [オプション]

クルマ選び⇒納車~パーツ選び⇒換装ときて、契約当時の計画は達成していたのですが、それに加えて少しだけヴェゼルにデコレーションを施したので報告します。
ま「デコレーション」と申しましても、たいしたアクセサリを付けた訳でもないんですけどねA^^;
このブログで私のヴェゼルに対するスタンスをご覧いただいてきた方ならお解りいただけると思いますが、まず私はオリジナルのままのヴェゼルがかなり気に入っていましたし、そもそもヴェゼルを選ぶ前から現実だろうがゲームだろうが乗物を必要以上に飾り立てる趣味がなく、デコレーションするとしてもオリジナルと見較べないと判らない程度のさりげないものが好みでした。
それでいくとヴェゼルは本来 弄る箇所などないはずなのですが、でも、そぅも申していられなくなってしまいました。

…と申しますのも近頃は他のヴェゼルと遭遇する機会がかなり増えてきまして…;

年明け頃の私はそんなに興味を持っていなかったこともあって「ヴェゼル」なんて見たことも聞いたこともなかったのですが、その存在を識り興味を以て調べていくうちに、ヴェゼルは以前からかなり注目を浴びていたコンセプトカーURBAN SUV CONCEPT」がその姿をほとんど変えずに市販されたクルマであり、メーカーの想定を遥かに超えたバックオーダーを抱えていることが判りました。←つまりヴェゼルは暫く経つと街に溢れ返る可能性が高いということが既に見えており、実際それから半年余り経た現在では、私の生活圏でもヴェゼルを見掛ける機会がかなり増えてきた訳です。
売れてるクルマはメーカーの保証を受け易くなりますし純正・非純正を問わず専用部品や動作確認済み部品のリリースを期待できるので歓迎できる反面、ワガママな私はヴェゼルには乗りたいのですが他人と同じクルマには乗りたくありません。
でも普通免許を所持していて相応の経済力があれば誰でもヴェゼルに乗れてしまう訳で、それを阻止する資格なんて私どころか誰にもありません。
…となると、私だけ←否、ヴェゼルオーナーに限らず他人と同じクルマに乗りたくない(≒個性を主張したい)クルマオーナーは、オプションを駆使するなりアイデアを絞るなりして各々のMyカーに仕上げて他と差別化を図る必要が出て来る訳で、実際、斯様な需要に対応するために純正・非純正を問わずけっこうなオプションがリリースされています。


では私なりのMyヴェゼルに執りかかる前の、ウチのヴェゼルの外観について現状を報告します。
まずウチのヴェゼルはルーセブラックメタリック色のハイブリッドXLパッケージでして、内装を革張りに替えてディーラーオプションのバイザーを取り付けてあります。
なおそのバイザーの取付け作業に限っては納車当日まで待っていただいて、後扉ノブとピラーに自分でマジカルカーボンを貼った上から取付けていただきました。
それ以外ですと発売の遅れていた無限ブランドのマフラーとサスペンションがようやく届きまして、1月契約の段階で決めていたものが一通り揃ったところでした。
DCIM0544'.JPG


では、オリジナルのデザインを活かしつつ(例え自己満足レベルであっても→)他と差別化を図ります。
まずそのコンセプトを実現するために私が見本にしたのが、ヴェゼルのオリジナルデザインに最も近いと思われるコチラ↓です。
URBAN SUV CONCEPT

ご存知ない方は「コレって同じクルマじゃないの?」と思われてしまうかも知れませんが、これはヴェゼルではありません。
コレが、上述でも触れたコンセプトカー「URBAN SUV CONCEPT」です。←云ってしまえばヴェゼルをGMに譬えた場合のガンダムに相当するクルマですねw
その後 実際に発売されたヴェゼルと較べると細部は違いますが、でもコンセプトカーの段階で既に粗方のデザインが決まっていたことが窺えます。
VEZEL HYBRID
ただそぅは申しましても量産化に際し実用性(≒コスト?)を鑑みて仕様変更された痕跡が見受けられるのも事実でして、例えば特徴的な片側5連のLEDライトは2連LED+ハロゲンに変更されていますしフォグも然り、また導光式のポジションランプ(前)が連灯式に変更されているのもご確認いただけるはずです。
URBAN SUV CONCEPTを見本にするなら本来はこの辺りから弄るべきなのでしょうけれど、さすがに車検適合を考慮に入れながら電装系をDIYできる知識も根気もない私には無理な話です。

と云うことで、無理な箇所はキッパリと諦めた上で少しでもデザイナーの想い描いたコンセプトに近付ける手段はないかということになり、またコンセプトデザインにはハッキリと記されていなくてもこぅなっていた方が実用的or格好良い(?)と思える方向を目指すことになった訳で、その意味ではピラーのデコレーションと統一化したスクラッチガード・音質の変更(&高出力化?)と後姿の力強さを演出したマフラー・操縦性(&乗り心地?)を向上させつつサイドビューを引き締めたサスペンションを装着したウチのヴェゼルは既に私の理想にかなり近いところまで来ていたことになります。
…が、そうは申しましても正面は殆ど手付かずでして、サスペンション変更によって僅かに車高が落ちた以外は完全ノーマルなままのヴェゼルの正面に、洋食にパセリを添えるような細やかな演出を施すことにしました。
DCIM0542''.JPG


さて、ではいよいよココからが今回の本題です。上述で私は、他と差別化を図りつつもヴェゼル本来の印象を残すためにURBAN SUV CONCEPTを見本にすると申しました。
「コンセプトカー」となるとその後のメーカーの方向性の一端を示す展示が主目的で、上述でガンダムに喩えたのもあながち大袈裟な話ではなく、採算を度外視された最新テクノロジーを贅沢に盛込まれた唯一無二の展示専用車だったりする場合があります。

ここで時代をかなり遡ってしまうのですが、25年ほど前の東京モーターショウヤマハが発表したコンセプトバイクがありました。
中南米に生息する蝶に准え「MORPHO(モルフォ)」と名付けられたそのコンセプトバイクはその外観の格好良さも然りながら、当時流行っていたレーサーレプリカ並の超前傾姿勢から新たな流行の兆しがあったネイキッド風のゆったりしたポジションまで走行シーンに合せて適時変更できる構造が目玉として扱われていました。
当時の私はその紹介記事を擦り切れるほど読み耽ったのはもちろんのこと実際に幕張まで赴いて説明を聞いていますし、ヤマハに市販化を嘆願する電話まで掛けてしまったのですが、
当時の道交法では認められていない機構が含まれているとかで結局市販されることはなく、また将来に渡ってこのバイクを公道で見掛けることはないでしょう(←現在にして思えば、レーサーレプリカブームの終焉とそのアンチテーゼを孕んで生まれようとした「次」との狭間期だからこそ考えられたコンセプトだったのだと思います)。でも、本当に欲しかった。乗りたかった;

そんなどんなに切望しても市販されないケースがあるなかで、いくら量産前提だったとは申せコンセプトカーにかなり近いカタチで発売されたヴェゼルは歓迎すべきクルマなのですが、でも飽くまでもコンセプトカーに「近い」だけでさすがに「同じ」ではありません。

そもそもヴェゼルの存在を識った段階でURBAN SUV CONCEPTを認識していなかった私からすると、ヴェゼルは所見から充分に格好良いクルマでしたので、そんなに大幅に変更を加える気はありません。
だからこそ今回もヴェゼルのオリジナルの良さを残しつつ少しだけ違う(≒近い)URBAN SUV CONCEPTを参考に弄ろうとしたのですが、その違いの大半が電装系に占められているため素人の私には経済的にも技量上も手出しできそうになく、正直なところ諦めかけておりました。
ですが唯一、私の手の届く範囲でURBAN SUV CONCEPTの外観に少しだけ近付けられる部分が残されていることに気付いてしまいました。


その費用や手間は別として、手取り早くクルマをデコレーションするならば、社内外からリリースされているオプションのアクセサリーから選ぶのが当然の選択です。

ではここで改めてヴェゼルの正面をご覧いただきましょう。
まずはノーマルのヴェゼルハイブリッドX・Lパッケージです。
VEZEL XL(F).jpg
そしてコチラ↓は、同じヴェゼルに純正のModuloアクセサリをフル装備したものです。
VEZEL XLM(F)
こちら↑のCGでは判り難いのですが、ノーマルのグリルはガンメタリック地の上にクリア層を被せてありまして、Moduloアクセサリの方はメッキ塗装で覆われています。
ついで(?)に社外アクセサリも比較してみましょう。
まずはホンダ四輪のカスタマイズと云えば鉄板の、無限ブランドのアクセサリです。
VEZEL MUGEN(F)
(正面からの画像を入手できず畏れ入りますorz)
次は、正直なところ私はヴェゼルのアクセサリーを探し始めるまで存在すら識らなかったTOPLINE社のアクセサリです。
VEZEL TOPLINE(F)
あとTOPLINE社と同様 私には未知の業者なのですが、NOBLESSE社でもヴェゼルのカスタム部品を開発中だそうですね。ただこちらは今日の段階でまだデモのベース車のみでデザイン画さえ公開されていません。
(なおこれは私の勝手な憶測なのですが、上に並べたヴェゼルの画像は、おそらく実際に路上で見掛ける可能性が高いであろうと思われる順に並べてあります。)
こうして比較するとやっぱりノーマルは無難にまとまっているのに対して、社内外を問わずオプションを装着したものは押し並べて主張が強くなりますね。個性を演出する部品としては、各社ちゃんと仕事されています。

ではここで改めて、今度はURBAN SUV CONCEPTの正面をご覧いただきましょう。
URBAN SUV CONCEPT(F)
さすがにオプションを装着したヴェゼルほどの派手さはありませんが、でもやはり未来的で格好良いですよね~。

市販されているオプションがダメだとは申しませんが、でも一般的に選べるもののなかで気に入った部品をチョイスするにしても、おそらく良いと思えるモノは他のヴェゼルオーナーと少なからず被るはずで、さらに申しますと現段階で私が把握できているヴェゼル用のデコレーションパーツでは残念ながらURBAN SUV CONCEPTには近付けられそうになく、もっと正直に申しますと私の希望にも符合しません。←シツコイですが、私が目指しているのはノーマルの良さを維持しつつ他と少しだけ違うヴェゼルなので、如何にも「イジってるゾ」的に主張の強いカスタム部品は要らないのです。
上に紹介したなかで唯一 私の琴線に触れたのはTOPLINE社のフォグカバーだったのですが、そちらは公式に記された「装着には若干の配線処理が必要」な点が気懸りですし、やはり如何にも「イジってるゾ」的な風貌になってしまうため、なかなか食指が反応しません(←実際に問合せたところ配線作業が必要な上に、本体から取り外した純正フォグカバーを切削して当カバーを嵌め込む必要があり&当カバーは粘着テープで固定することになるそうで経時劣化も不安です;)。
当然DIYでフルスクラッチする技量など私にはありませんし巧く塗装できる自信もありませんし、ここはもう無難なノーマル仕様で諦めた方が良さそうですね;



と云うコトで、今回 私が一段落つけた結果がコチラ↓です。
DCIM0554''.JPG
CGと実写の違いで判り難くて恐縮ですが、オリジナルからどこを変えたか判りますか?
既にご存知の方にとっては「なぁ~んだw」と鼻で笑ってしまわれるような些細な変更かも知れませんが、どぅでしょう?ノーマルのヴェゼルハイブリッドとはちゃんと差別化した上で、ヴェゼル本来のデザインの良さを最大限に残せたのではないかと自画自賛しているのですが…w

実はコレ、「ご存知の方」と申上げた通りこの上もなくノーマルのヴェゼルでありながら、実際には特注でもしない限りあり得ないもの同士の組合せでして、私的にはコロンブスの卵的なアイデアではないかと思っています(^-^)v
このアイデアを思いついた時は思わず嬉しくなって、迂闊にも価格.comの掲示板に「『誰もしないだろう』と思うデコレーションをひとつだけ考えている」なんて公言してしまったもので、本心からなのか社交辞令なのか判りませんが写真の公開を求められてしまったのですが、
大量の閲覧者がお越しになる有名掲示板で公開してしまっては(真似されるかどうかは別として→)独自性どころじゃなくなってしまうため、ココでヒッソリと公開させていただきました。

まだ電球を替えたい要望が残されているものの最悪は現在の電球がダメになってからでも充分ですし、もぅひとつのアイデアは巧くいくかどうか判らない癖に投資額が嵩みそうなもので、取敢えず私が弄ろうと思っていた一見するとノーマルだけど較べると少し違う≒オリジナルの良さを残しつつ少しだけ個性を付与したMyヴェゼルはこれで一段落です。
DCIM0557'.JPG
タグ:クルマ
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