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貰う前からボーナスが飛んでいきましたA^^; [オプション]

直接的にはゲームのためでないもののコレがなきゃ据置ゲームを楽しめない重要なオプションとして、テレビがあります。
今回はそのテレビの買換えに関するお話です。
本来テレビを選ぶ場合は色々な条件を想定しながら選ぶのが当然なのですが、その条件を全て書上げると相当な情報量になってしまいます。
それにここはゲームを扱ったブログですので、今回テレビを選ぶのに際して重要視した条件の一つ「ゲーム好きなPlayStation(PS)3オーナーが快適に楽しむためのテレビ」にフォーカスして述べさせていただきます。

拙宅はけっこう早いタイミングで地デジ化を済ませており、テレビはシャープAQUOSのLC-32AD5というモデルを購入していたのですが、これはハーフHD(720p)の32V型でした。
当然(?)まだHDMI規格も一般化されていなかった頃に購入してしまったため、その後購入したPS3はD4で接続しており、評判DVDアップコンバートは未体験でした。
でもそれなりに不満なく過ごせていたのですが、少し前から時折B-CASカードを認識しなくなってしまうことがあり、また先の地震でひっくり返った際に打ち所が悪かったらしく、視聴中に予告なく勝手に電源が落ちるようになってしまいました。←さすがにコレは困りものです。
まぁ通常であればSHARPのサービスマンを呼んで修理を依頼してもよかったのでしょうけれど、PS3が3D立体視ゲームブルーレイ3Dに対応していたことで以前から立体視テレビへの欲求が高まっており、トドメは(またもやw→)「モンスターハンター・ポータブル3rd[HDバージョン](3rdHD)」の立体視対応でした。
もしも「3rdHD」が立体視に対応していなかったとしたら、AQUOSを修理して使い続けたどころか、逆にソフト自体を購入しなかった可能性も否めないかも知れません(←本来 私はPSPで充分満足できていたのですからw)。
それくらい(私にとって→)「3rdHD」の立体視対応はエポックなことだったのです。

さてそうなりますと、どのテレビを購入しようかという話になります。

当初、私のHDテレビの本命は有機ELディスプレイでした。
現在使用しているAQUOSは、正直なところを申し上げますと、有機EL方式による大型テレビが一般化するまでの「繋ぎ」的な意味合いが強かったのです。
しかし頼みの綱であるSONYはまだまだ時間がかかりそうで、私が勝手に予測していた地上波アナログ放送終了のタイミングに至っても、ようやく微妙なサイズのコンセプトモデルを参考出展できた程度です。←このまま待ち続けたとしても、我々が手を出せる価格帯の大型有機ELテレビが登場するまでまだ数年はかかるでしょうね。

…で改めまして、じゃどのテレビにしようか。という話に戻ります。

昨今のAV家電はメーカーを揃えると色々と連動できる便利な機能を備えているようで、SONY製レコーダーを使用している拙宅の場合、第一候補は同じくSONY製であるBRAVIAになります。
しかし「BRAVIAリンク」をよく確認しますと、拙宅のレコーダーはどぅやら古過ぎるために最新のHDテレビとはちゃんとリンクできないようで、ついでに申しますと拙宅のPS3も初期モデルのため「BRAVIAリンク」に非対応で、HDMIに対応していないPSPは言わずもがなですねw
つまり拙宅のSONY(系)製品は、最新テレビを購入してもBRAVIAリンクの恩恵を得られないということになります。

こぅなるとBRAVIAのアドバンテージはかなり限られてきて、むしろ同じ液晶テレビであるならば、もともとの評判に加え話題の「ゲームモード」を備えた東芝製REGZAの方が俄然魅力的に映ってきます。
REGZAの「ゲームモード」であれば追加機器を介さずともPSPをスムーズに大画面に映し出してくれるようですし、私が目を付けたZG2であれば、ドットの粗いレトロゲームからPS3の3D立体視ゲームまで考慮された画質補正機能も備えているようで、コレはかなり惹かれます。
現段階で液晶テレビを選ぶなら、REGZA ZG2に確定です。


…さて、ここで少し時間を遡ります。
昨年各社から立体視テレビが出始めた頃から私は、量販店に立寄る度に各々方式の異なる立体視テレビを見比べるようにしていました。

学生時代に「つくば科学博」で立体映像をハシゴした私にとって、当初の本命は偏光式メガネを用いた立体視でした。
この方式の利点は何より立体視メガネに電力を必要とせずメガネが軽いこと。欠点は、垂直方向の解像度が落ちてしまうことと何より採用されているメーカーが少ないことです。
もちろんその数少ないメーカー製のテレビが満足できるものであれば良かったのですが、当時私が見た韓国メーカー製のものはお世辞にも「満足」と云えるものではなく、単に度のないメガネをかけてブレた平面映像を見るようなものでした。

次はニンテンドー3DSにも採用され、東芝からも当該方式を発売されている裸眼立体視方式です。
これはメガネが不要なのですから、偏光式のメリットが吹飛ぶ方式ですよね。
ただこの方式のテレビは小さくて、リビングに置きたくなるサイズの物ではありません。これで40V~50V型サイズのものがリリースされていれば話は違ったでしょうけれど、この段階で落選です。
また試見した限りに於いては「見ようと思えば立体に見える」程度にしか立体感を得られず、それよりも何よりもレンチキュラーシートが店内の灯を乱反射しているのか白く霞んで見える印象で、技術的には凄いのかも知れませんがまだまだ満足できる画質のものではありません。←この点でも落選ですね。

結局は左右交互に高速明滅する液晶シャッター式のものに落ち着いてしまうのですが、ココでさらに選択すべき項目が残されています。
それは、液晶式のモニタを採用されたものとプラズマ式のモニタを採用されたものの、何れにするかという選択肢です。

ちょっとでも家電に興味のある方ならよくご存知のことと思いますが、昨今の薄型大画面テレビは液晶かプラズマの何れかを採用されています。
各々長所と短所があり、それはちょうどゲーム機に於けるゲハードのように論争を生んでおり、その双方の言分を得ただけではどちらが良いのか判断できません。
それに各社お抱えの優秀なエンジニア各位が各々のデメリットを潰してくれているのですから、結局は好みの問題となり、自分の目で確かめるしかありません。そのためココから下は完全に私の主観によるものになります。
もしも現在テレビの買換えをご検討中で私と同様に立体視テレビを視野に入れておられる方は、せいぜい参考程度に留めて、最後はご自身の目で決めるようにしてください。

さて上述した立体視の見較べでは、液晶とプラズマの違いも確認しておりました。
当時はまだ立体視テレビの出始めであり現在はそのデメリットをかなり解消されておりますが、逆に申しますと当時試見したおかげで各方式の基本的な特徴を抑えることが出来た貴重な経験であったとも申せます。
結論を申し上げますと、プラズマの圧勝でした。
液晶はその残像の影響がダブった映像になってしまっていたのに対しプラズマも多少のダブりはあったものの、比較するとプラズマの方がよりカッキリとした立体映像を見れていたのです。


ということで、立体視を重要視する上で本命に躍り出たプラズマ方式を見てみましょう。
プラズマはパネル…と申しますより画素そのものが発光する方式ですので、バックライト次第の液晶と違ってコントラストがクッキリとしておりまた発色にも優れていることから、視聴する上に限れば比較的有機ELに近いとも云える方式です(←ただしプラズマには、液晶と較べて電力消費量が高く発熱する・同じ画面を表示し続けると焼付く・至近距離で見ると画像がザワついていると云った欠点があることも申し添えておきます)

さてプラズマですと少し前ならパイオニアのKUROシリーズの評判が非常に良かったのですが、残念ながら一昨年の事業撤退と共に市場から姿を消してしまい、選択肢はパナソニックのVIERAと日立のWoooの各一部のモデルのみに限られてしまいます。←選択肢がないという時点で分が悪い上に、(個人的に)パナソニックも日立もAV機器メーカーとしてのイメージがあまり良くない(←悪くもない)ため、正直に申しまして嫌な選択になってしまいます;
KUROが現在でも存続していたら間違いなく選んでいたでしょうに、本当に残念ですね…orz
ところが、そのKUROの技術者が現存するメーカーに移籍して、事実上KUROのDNAを継いだモデルの開発を継続されているとしたらどうでしょう。
受け入れたメーカーにもともとあった技術にKUROで培われた技術が加算された相乗効果が狙える訳ですから、これはかなり有望な選択肢となり得ますよね。
そんな気になるKUROのDNAですが、現在では「ブラックパネル」「フル・ブラックパネル」と名を変えてVIERAのプラズマテレビに採用されているというのです。←何と申しますか…さすが松下電器ですねw
そんなVIERAで私が目を付けたのが、「フル・ブラックパネルII」を採用されたフラッグシップモデルVT3シリーズです。


さて、例の如く前置きが長くなりましたが、これで東西の横綱が土俵に入りました。
東は「ゲームモード」をはじめ魅力的な画質補正機能を擁すREGZA ZG2・西はKUROのDNAを継ぐ「フル・ブラックパネルII」を含め素養勝負のVIERA VT3、云わば技巧派の秀才タイプと身体能力に恵まれた天才タイプの勝負ですね。
どちらに軍配を挙げましょうか。…とココで思わぬ伏兵が二人も登場して、アッサリと勝負を決めてしまいました!いやぁ呆気なかったですねぇw

え?その伏兵は誰だって?
嫌だなぁお客さん、このブログじゃ何度も話題に上がっているじゃないですか。今年末にロンチを控えた次世代携帯ゲーム機PSVITA(VITA)と「3rdHD」ですよw
REGZA「ゲームモード」の(飽くまで個人的な→)最大のメリットはPSPを大画面の隅々まで映してくれることですが、今年末にVITAが発売されちゃうんじゃ、PSPが現役トップでいられるのはあと半年ですよ?
半年経ったらPSPでリリースしていたベンダーはVITAに遷っちゃうんです。そうなったら、例え私がVITAを購入しなかったところで、新作リリースが減っていくPSPでゲームする機会も自ずと減っちゃうでしょ?
しかも私がPSPを大画面に映してプレイしたいゲームのタイトルは何だか、このブログをちょっと見返せばお解りですよね?←PS3でプレイできる「3rdHD」が、あと2ヶ月もすれば発売されちゃうんです。そうなったら、自宅の大画面で狩りたかったら「3rdHD」で狩るに決まってるじゃないですかw

ZG2の目玉は、「REGZAエンジンCEVO」というゲーム処理以外にも有名な映像処理エンジンと(ゲームとは関係ないですが→)従来は超高級機にしか採用されていなかった録画機能をブラッシュアップされた「タイムシフトマシンCEVO」という機能です。
映像処理エンジンの売りは低解像度の映像をHDの精細映像にアップコンバートする「超解像技術」がベースになっているのですが、そもそも粗さを感じる映像ソースはもはやDVDに限られています。しかしDVDプレイヤーとして用いる予定のPS3にも評判のアップコンバート機能があるのですから、そんなに拘る必要性を感じられません。←むしろ映像に対するプラズマの強みを強調されたVT3の方に魅力を感じてしまいます。
そして録画機能の方なのですが…VT3もHDDをUSB接続すれば録画できるようなのですが、正直あまり魅力を感じておりません。ただでさえ現在のレコーダーが録り貯めた番組も見切れずに捨てているというのに、これ以上録画されても(私が)視聴できる時間がないからです。
2TBもあるストレージを自在に扱えるのでしたら、例えばドラマ全話を録り貯めておいてBD-Rに焼いたりしても良いのかも知れませんが、そのためには東芝製レコーダーを買い足す必要がありますし、そもそも私はそんなに何度もドラマを見返すことがありません。
どうしてもコレクションしたいものはソフトを買っちゃいますし、1話から最終話までまとめて見たいだけならむしろPSPにお出かけ転送できるSONY製レコーダーがその役を果たしてくれちゃいます。
それ以前にZG2のストレージの大半は排他的に自動録画に割かれているようで、ユーザーが自由に使えるのはそのうち500GBだけのようなので、なおさら使途がありません。
むしろその機能を取っ払って安くしてくれた方が好都合なほど、私にとっては要らない機能なのです。

…と云うことで、東西横綱対決はVIERA VT3の圧勝でした。

さて残るはそのサイズで、50V型と46V型のどちらにしようかで迷いましたが、最後に見に行ったヨドバシAKIBAのコーナーではちょうど隣同士で展示されていたので見較べさせてもらったのですが、価格差ほど画面サイズの差を感じられず、46V型のTH-P46VT3に決めさせてもらいました。
¥214,800+ポイント20%(!)に加えキャンペーンで3Dグラス(Sサイズ/Mサイズ各1個)に加え非売品の「Bolt」「AVATAR」の3Dブルーレイソフトも贈られてくるとのことでしたので、けっこう良い買物ができたのではないでしょうか。


これで明後日には拙宅にもいよいよフルHDの3D立体視テレビが届くことになりました。
保証書番号を添えて応募しなければ3Dグラスは届かないので暫く立体視はお預けですが、それでもいよいよデジタルのフルHD映像が拙宅のリビングに映されるのですから、充分満足です。
最初の映像は何にしよぉかな~楽しみですo(^-^)o

Panasonic 46V型地上・BS・110度CSデジタルフルハイビジョンプラズマテレビ TH-P46VT3

Panasonic 46V型地上・BS・110度CSデジタルフルハイビジョンプラズマテレビ TH-P46VT3

  • 出版社/メーカー: パナソニック
  • メディア: エレクトロニクス


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