SSブログ

Sony Interactive Entertainment社長が交代…だと(?!) [雑記]

「寝耳に水」と申すべきでしょうか。Sony Interactive Entertainment(SIE)を舵取りしてきたAndrew House氏が10月2日付けを以て同社長ならびにグローバルCEOの座を退任し会長に就任されるそうで、後任の小寺剛氏はHouse氏の前任であり現SONY社長兼CEOの平井一夫氏に直接レポートすることになると発表されました(ソースはコチラ)

子会社の社長が親会社の社長に直接報告するのは別に珍しいことでもないですが、それをわざわざ明言されたのはなぜでしょう?或いはHouse氏の去就について「年内は円滑な経営体制移行につとめます」「ソニー(株)執行役EVPを退任します」とあり、またSONY取締役を退任するとは申せSIE会長としては留まるはずなのに平井氏のコメント「ハウスが、ソニーを卒業することについては複雑な思いもありますが、ハウスのこれまでの貢献に感謝すると共に友人として彼の今後の成功を祈っています。」やHouse氏のコメント「ビジネスが過去最高の成功を収めるまでに成長した今こそ、私自身が新しい挑戦に向けて足を踏み出すのにふさわしい時であると思っています。」は何れも別離の挨拶にしか受け取れません。

これは飽くまでも私の深読み(≒妄想)ですが、まだ期限までは間があるので明言されないだけで、House氏は今年or今年度いっぱいでSONYを去ることが決まっているのではないでしょうか?それもいわゆる「円満」ではない理由で突如 決まったのではないかと思われます。だからこそ会長(←平井氏の退任後は空席だった模様)には就くものの平井氏と小寺氏のホットラインに介在できないという、頭ごなし(≒新体制の経営には口出しさせない)体制を取られるのではないでしょうか。

或いは体調理由を含めた早期リタイアも考えられなくもないですが、だとすると平井氏のコメント「今後の成功を祈っています」は不適切ですし、「複雑な思い」を持たれたということはやっぱり同業者への転職じゃないかと思われるのです。
だとすれば慌てて経営から外されるのも納得できます。機密情報の漏洩は事業存亡の危機を招き得ますから、競合相手に行くと判ってる人に高度な権限を持たせ続ける訳がありません。
サラリーマンの感覚からするとトンデモナイ収入ですが上には上がいますし、House氏はまだ52歳とリタイアを考えるにはかなり若く、また未だ金字塔としてそびえ立つPlayStation(PS)2勝るとも劣らない勢いPS4を普及させてた経営手腕を買われてMicrosoftあたりからヘッドハンティングされたのかも知れませんし新型ゲーム機を準備しているATARIの可能性もありますし、ゲーム業界に限らずとも声はかかるでしょう。何れにせよSIE≦SONYにとって貴重な人材の「卒業」はかなりの痛手であるはずです。


ただ、つい先日の発言が会社方針のように世界を飛び交ったばかりなのに、その舌の根も乾かぬうちに退陣ってのは…、ちょっと裏切られたような気分です。←まぁ放り投げてさっさと居なくなるよりは遥かにマシですし、また今回の人事で次世代携帯PSに対する絶望が薄れ&むしろ光明が見えてきた(←小寺氏のキャリアに注目!)のは歓迎すべきことですがw
タグ:時事ネタ
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:ゲーム

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。