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PlayStation4メジャーアップデート4.50_2 [(ネタバレ注意) プレイ日記]

昨夜 遅い夕食を終えてPlayStation(PS)4を起動したらシステム4.50のダウンロード中だったのはまぁ理解できるのですが、それにしてもずいぶん時間がかかりましたね。インストールを終えた頃には日付を跨いでました。
拙宅に2台あるPS4は共に初期型なのでブーストモードの恩恵を得られることはないですから、手取り早くアップデート前との違いを確認できるPSVRの電源を入れたらPSVRも2.0から2.5へのアップデート(←こちらはダウンロード済みでしたが或いは4.50に含まれてたのかも?)が始まりました。


時刻が時刻なので試せたBD3Dは1本の序盤のみ。「STAR WARS」も捨て難かったのですが、敢えて3D初体験となる「GODS OF EGYPT」を選択しました。

IMAXTCXを遥かに凌ぐ大画面を体感できるPSVRで3D映画を見た感想は、…かなり控えめ?
群衆シーンはそれなりでしたが、冒頭の空撮風映像然り格闘シーン然り意外と奥行きを感じられないのです。
これは「GODS OF EGYPT」がそもそも3D控えめで撮られていたからなのかどうか、少なくとも初見の私には判りません。テレビを買った際に贈られた「AVATAR」ならプロモーション的に奥行きキツめだったはずなので、今夜にでも改めて確認することとします。

それともうひとつ気になったのが、PSVRを初めて装着した当時に真先に指摘した格子です。
実のところこの1~2ヶ月ほどはPSVRを使っていなかったのでアップデート前と較べてどうだとは断言できないのですが、前は明るいシーンだと比較的気にならなかったはずのシャドーマスクだかアパーチャーグリルだかが目につくようになった気がするのです。
これに関しては、現在 拙宅にあるPSVRタイトルで最も稼働率の高い「EAGLE FLIGHT」で確認することにしましょう。


<追記>

その後「AVATAR」「EAGLE FLIGHT」および他のPSVR専用タイトルで確認しましたので報告します。

まずBD3D「GODS OF EGYPT」で感じた奥行き不足ですが、これにはふたつの理由が予測され、そのひとつは私の感覚に起因するものではないかということで、奥行きキツめの印象だった「AVATAR」も同様でした。
どういうことかと申しますと、PSVRの3D映像は左右が完全に別個で投影されているため偏光式やアクティブシャッター式のようなフイルターを介せずに脳に届くため、立体感が自然なのです。
例えば日常に於いて私たちは自然に物体を立体視しているはずなのに、双眼鏡を覗いたり3D映画を視聴した際の方がより奥行きを感じるとご経験されたことはないでしょうか(←少なくとも私はそう感じます)。或いはフイルターを介して捉えた3D映像は無意識のうちに「3D映像を見てるゾ」と認識させられるため、過分に奥行き感を捉えていると申したほうが好いかも知れません。
対してPSVRに表示された3D映像は上述の通り自然であるために、フィルターによって得られていた過分な奥行き感までは知覚せずに済んでしまっていたようなのです。
「じゃわざわざPSVRでBD3Dを見なくても?」と思われた方は、意外と正解かも知れません。
今年以降発売されるテレビは3D機能を搭載しなくなってしまうのだそうで、現在3DTVをお持ちでない方が今後手軽に3D映像を楽しむ手段としてPSVRを利用されるのは「あり」ですが、3D映像による奥行きを求める手段としてPSVRが最適解かと問われれば微妙です。
私自身 此度の経験で改めて識らされたのですが、人間が映像に奥行きを感じるのは視差によるものだけではなく、演出されたピントや経験に基づいた対象物の大きさからも感じ取ってるようで、それぞれのウエイトは個人差があるようなのです。
もちろんPSVRでも、BD3Dを見れば奥行きを体感できます。でもゲームなどのインタラクティブなコンテンツと違い、現状の3D映画は演出者の意図したアングルでしか映像を見れませんよね?裏までは厳しくとも少し横から覗くとか、そういったことが出来ることで初めて立体感を得られる方も居られるはずで、そういった方にとって視差映像は然ほど効果がないようなのです。
少なくとも私に限れば、PSVRで直接見せられる立体視はフィルターを介した立体視ほど奥行きを感じられないことが判ってしまいました。

そしてもうひとつ思い当たる理由は、敢えてシステム上で3Dの奥行き感を抑えられている可能性です。
これはPS3が3D立体視対応になって、拙宅に3DTVを購入して「グランツーリスモ5」を起動した際のコレジャナイ感に通じるのですが、あれはソフトのデフォルト設定が推奨設定に対してかなり控えめになっていたからで、また思い返せばシステム画面にあるPSPリマスター用(?)の視差も最低になってました。
つまり、奥行き感を強めた映像で3D酔いされることを避けるために、敢えてデフォルトを奥行き控えめにされている可能性があるのです。
ざっと見た限りPS4&PSVRの設定に視差を弄れるような項目は見当たらず、或いはこの状態を享受せねばならない可能性も十分にありますが、或いは今後のアップデートで視差設定を弄れるようになる可能性も否定できません(←PS4内の演算で描画されるゲーム映像はともかく、BD3Dの視差まで弄れるのかどうかは疑問ですが)

なお改めて申しますが、PSVRの立体視はかなり自然で、それは好い意味でもあります。
今回PSVRを確認する上で起動したコンテンツですと、例えば「バイオハザード7」の体験版的な扱いである「KITCHEN」或いはPSストアで無償配布されている「allumette」あたりを見ると、その登場キャラクターや環境に実在感があって、それはVRならではの周囲を見渡せることで得られる実在感だけではなく、まさにソコにいる感じなのです。
この感覚の一助に3D立体視が効いているのは間違いありません。できればその立体感をもう少し強めてもらえると嬉しいんですけれどね。

なおコレは私だけの感覚なのかもしれませんが、上述したように存在感がある故に、対象となる人物が押並べて小柄に見えることが気になります。
或いは大柄な西洋人の感覚で創られているために、それより小柄な私は等縮されて小さく見えてしまっているのかも知れませんが…;


さて追記のくせに長くなってしまいましたが、格子模様についても述べちゃいましょう。
まず私が初見で格子を見失っていた理由ですが、VRに不慣れであったために視点が定まらなかったことが原因のようです。

これも今回改めて気付いたのですが、人間の知覚は、仮に自分が動いていたとしても、動いていない相手は「動いていない」と認識できます。
その認識に際してはその背景に対して対象物が動いているかどうかで判断しているようで、HMDを被ってキョロキョロしていても同様です。
私はPSVRのシネマティックモードの画面サイズを「大」にしていたために、(PSVRの視野外にある)映像を見るために顔を動かしており、その際に肉眼に生じた残像がシャドーマスクだかアパーチャーグリルだかが生じる格子模様を緩和させてしまっていたようなのですね。
対してPSVRに慣れた上にゲームと較べて顔を動かす機会の少ない映画ソフトを見ていたために、此度は格子模様が見えてしまったということのようです。
タグ:PSVR PS4
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