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「ROGUE ONE」#2 [ソフトウエア]

昨年末に公開されつい先日まで公開されていた「ローグワン」が早くもソフト化されるそうで、既に予約受付が始まってます。
初回限定&オンラインストア限定(?)ながらBD3D版を同梱されたパッケージも同時発売されるのだそうで、今回は「: フォースの覚醒」の時のように待たされることなく済んで好いはずなのですが、でもやっぱり疑問が提議されています。

ルーカスフイルムの買収に要した巨額の回収を云々する以前にディズニーブランドから発売される昨今のビデオソフトは須くBD版とDVD版そして配信版が同梱されており、その何れかしか要らない消費者も全てのフォーマットを購入させられるんですね。
そりゃVHSLDだった頃と較べれば遥かに高品質&贅沢でコンパクトになったソフトが安く購入できるようにはなりましたが、でも要らないものを買わされるくらいならその分を減らして安くして欲しいと思うのは当然の欲求です。コレクションとしてもスペースの無駄ですしね。

そのためAmazonのBD3D(+通常BD+DVD+配信+デジタルコンテンツ)同梱版販売ページでは早くもネガティブなレビューが票を集め始めています。

興味深いのはこのBD3D同梱版と「(なぜかBD3D版を除外された→)プレミアムBOX」はその商品構成に対する酷評を集めているのに対し、基本版も同じく抱合せ梱包であるにも拘らず「ローグワン」そのものに対する好評を集めていることです(←UHDドルビーATMOSを収録されたBDがないことを嘆く意見もありますが;)
確かに「ローグワン」はとても好く出来た「スターウォーズ」外伝で、今回ソフトの売り文句に添えられた「スター・ウォーズ史上最高傑作」の称賛も(他の「スターウォーズ」作品がなければ成立しないという前提はありますが→)過言ではないでしょう。ソフト発売前に寄せられるレビューであれば本来は劇場に足を運んだファンによる作品そのものに対する評価で埋められるべきであり、商品構成云々は発売後に寄せられるべき評価です。
ではなぜ一部梱包に酷評が目立つのか。それは、またしても「限定」の売り文句で訴求性を煽る売り方に起因しているのではないでしょうか。
今回「ローグワン」で初めてソフトをご購入されるような方でもない限り、「スターウォーズ」はフォーマットや梱包を変えつつ幾度も再販されることをよくご存じのはずです。
でも「スターウォーズ」にはフォーマットを変える毎に「改善」と称して内容に変更を施されてきた歴史があり、昨年末に公開された「ローグワン」を気に入ったファンがなるべくオリジナルに近い内容をコレクションしようと思ったら今回発売されるソフトを購入せざるを得ません。恐らく後にリリースされるUHD板やシリーズボックス版では内容を変えられてしまう虞があるのです。
そんなファン心理を逆手にとって利益を上げようとする商魂逞しい姿勢に対して、スターウォーズ愛が強い人ほど怒りを覚えているのではないでしょうか。だからこそより上位のフォーマット(を得るために要らないオマケを幾つも買わされる梱包)・より豪華な(それでいて片手落ちの)梱包に対して酷評が集まっているのではないでしょうか。

私?私も40年来のスターウォーズファンですから、守銭奴的な販売スタイルには反対ですよ。
ただね。上映フォーマット選びも兼ねていた「: フォースの覚醒」ほどではないものの、私は「ローグワン」を見るために3度ほど劇場に足を運んでるのです。
その上で今回 私が予約したBD3D同梱版に限ればあの先 幾度も劇場に足を運ぶことを思えば安いもので、1~2人で堪能したい時はBD3D・もう少し多くの仲間と楽しむのなら通常BD・カーナビで流すならDVDと環境毎に楽しめるのなら「ま、いっか」と。むしろ(暗黒卿ならともかく→)あのフィギュアやカードこそ要らないので、BD3D版がプレミアムBOX限定の特典ディスクじゃなかったことにホッとしています。
あとは電車移動中に楽しめるMovieNEX版が原語&字幕版だったら好いのですが。←MovieNEX版が吹替版のみだったらまたPlayStationストアで配信版を購入するかどうか、そこだけが悩みどころですね。

Rogue One: A Star Wars Story In-Home Trailer (Official) on Disney Video
タグ:Star Wars
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