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VEZEL#4.2.1 [(ネタバレ注意) プレイ日記]

今回は久々愛車ヴェゼルの話題です。
と申しましても特に何か新しいパーツを付けた話題ではないのですが、逆にオプション以上に身近な話題となるため報告させていただきます。

もう2年近く遡ってしまうのですが、実はウチのヴェゼルが走行距離12~13,000kmに達した辺りから異音を発するようになってまして、ディーラーに用事がある度に診てもらうようにしていたのですがなかなか発生源を特定できない上に持込んだ日に限って鳴らなくなってしまったりで…。
走り出して暫く経つと治まるので許容しようとも思ったのですが乗込んでいくうちにその音がより耳障りになってきたのも事実で、昨年秋頃には「軋み」と表現したくなるほどになっていたのに2.5年点検の際に整備士にご同乗いただいた際も再現せず。

それが、音の発生源は別として、たまたま異音を発生させない条件が判ったことで逆に異音を発生させる条件が判明し、急展開したのです。
具体的には、例え僅かでも傾斜のある箇所で前輪を低い側に数時間停めておいて、走り出してから然ほど経たない間にアクセルを踏みながらキツめに舵を切ると鳴るというものでした。

その条件が判ったところでディーラーに連絡をとると「それなら条件を絞れます」と。あとは「具体的に音を聞いて(私と)条件の共有化を図りたい」との仰せ。
で、その朝に異音が鳴ることを確認してディーラーに持込むとやっぱり鳴らず;→落ち込む私に「暫らく預からせて欲しい」とのことで、ディーラー駐車場で最も傾斜のキツい場所に前向き(←普段は後向き;)で停め、午後の再訪問を約束して代車で帰宅しました。
自宅で午後を待つ間に脳内でシミュレーションしたのは、整備士にご同乗いただいたらどのように走れば異音を発生させられるか。←上述で前のめりに停めるのを条件に挙げましたが、つまりそれは登坂すると治まってしまうことを示しており、また私が出入りしているディーラーは緩い坂の下端に在ってそのすぐ先にある交差点まで路地がないまま軽く上ってしまうのでダメ。さらに申しますとディーラー駐車場の出口手前にも緩い上りがあるのです。

午後に戻って上述した不安を述べると、同乗してくれた整備士から「今日は徹底的にお付き合いしますから、(再現できなかったら)普段 気になる場所まで行ってみましょう」と有難い言葉。
案の定ディーラーの近所では異音が発生せず、上述したお言葉に甘えていつもの場所に向かう道中に整備士に伺うと、既に私が挙げた条件でアタリは絞れているとのこと。
その整備士が仰るには、サスペンションユニットの何れかに歪みを生じているか(変速機ではなくステアリングの?→)ギアボックスの何れかだろうとのことでした。
そして嫌な話として、ウチのヴェゼルは無限のスポーツサスペンションに換装してあるのですが、その保証規定に異音は対象外と受け取れる但書があることを伺ってしまいました。←つまり私が異音に不満があるなら、アタリを引くまで同じ部品を何回も取寄せ続けるか既に処分してしまったノーマルのサスペンションを改めて取寄せる必要があり、仮にノーマルサスペンションに戻すとしても本来はユーザー(=私)の意図的改造によるものなのでメーカー保証を適用できない可能性が非常に高いのだそうです(←もちろん「出来る限り頑張ります」と仰ってはいただけましたが;)。

いつもの場所で異音をご確認いただけた帰路も色々とご説明いただけたのですが、私の頭の内では、せっかく気に入っている無限サスを外さねばならない可能性があることに得も言われぬ感情が渦巻いておりました。
もうずいぶん前、ノーマルサスペンションもかなり好かったことから、未発売だった無限サスをキャンセルしようとしたことを顧みると矛盾してますね。←でもそれくらい現在のウチのヴェゼルは気に入っていて、逆に乗り心地を改善されたとされる最新ヴェゼルのAWDやRSに試乗させていただいた際でさえ「コレならウチの方が好い」と思えるほど現在の脚回りに馴染んでいたのです。

そのため、その日 改めて我がヴェゼルを預けた帰路の私は、かなり暗鬱な顔をしていたことでしょう。

その整備士から電話が入ったのは翌日の午後、そろそろ夕刻にさしかかる時刻でした。
奥歯に物が詰ったような物言いに懸念を抱きながらディーラーを訪れると、整備士は「どこまで報告するべきか…」と気マズそうな雰囲気。
「全部!全部訊かせてください」と頼んだ私は、普段ほどんど利用者のない喫煙スペースに誘って、どんな検証をしてどのように対応されたのか伺うことにしました。


その整備士が試されたのは、まず異音がないことを確認した試乗用のヴェゼルAWDの脚回りを丸ごとウチのヴェゼルに穿き替えてみたのだそうです。
そうするとウチのヴェゼルからは異音が失せ、ウチの脚回りを穿かせた試乗車から異音が生じたそうで、サスペンションユニットが原因であることが特定されました。
そこで本来なら「ノーマルサスペンションに戻しましょ」と言いたいところだったでしょうに、上述した往復ドライブの際の表情の変化から私の気持ちを汲んでくれたのか、彼はさらに原因の特定に挑んでくれたようです。
そして嬉しい報告。整備士曰く「無限サスは『無限製』を謳いながらけっこうな部品がノーマルと共通していた(←気マズそうだった理由#1)」のだそうで、ノーマルと共通する部品をひとつひとつ順番に交換しながら試乗してくれたようです。インターナビの記録を見るとヴェゼルを預けた晩は早くとも22時頃までは係り切りで翌朝も9時には最初の作業に取り掛かり、そして合計で少なくとも7回は試乗されてたことが判りました(←この熱意には本気で感謝!)。
結論としては右前サスペンションに備えられた直径3cmほどのベアリングユニットが原因だったようで、それを換えると「私(=整備士)が試した限りは異音がなくなりました」とのこと。
試しにその外したベアリングを触らせていただきましたが、私の掌じゃ普通に回って異常な雰囲気はなく、クルマの重量ほどの負荷をかけないと判らないほど些細な歪みが原因であったことが窺えます。
今回は「ココまでが精一杯(≒これ以上は原因が判らない(←気マズそうだった理由#2))」とのことで、私の運転でやっぱり異音が鳴るようなら「今度こそノーマルも覚悟してください(←気マズそうだった理由#3))」とのことでした。が、少なくともこの1週間に試した限りでは、条件を揃えても異音が生じなくなっています。


異音確認に際しては脅かされてしまいましたが、今まで親身になってご対応いただけたディーラー各位そして時間を惜しまず対応して解決してくれた整備士の彼に感謝!←こんど土産 持ってかなきゃいけませんね^^
タグ:クルマ
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