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「PSYCHOBREAK」#0 [ソフトウエア]

けっこうなソフト旱に喘いでいたPlayStation(PS)4(だけでなく世代を跨いだマルチプラットフォーム向け→)に久々に凝ったゲームが発売されるので楽しみにしていたのですが、発売日が近付くにつれて色々と粗が見えてきて参っています。

タイトルは「サイコブレイク(洋題:The Evil Within)」。
あの初代「バイオハザード」を生み出した三上真司氏が率いるTango Gameworksのデビュー作となるサバイバルホラーの完全新作ゲームです。


正直なところを申しますと、当初 私は「あの三上氏が!」のフレコミに引いておりまして←と申しますのも、同じフレコミだった「バイオハザード4」が(←世間の評判は良かったようなのですが→)私にとってはそれまで好きだった「バイオハザード」シリーズをホラーアドベンチャーから映像がグロテスクなだけの(苦手な;→)TPSに変革させてしまった戦犯的なタイトルだったからで、敢えて失礼を承知の上で申上げると私から見た三上氏は、過去の大ヒットを笠に着た一発屋に成り下がっていたからです。


そんな私に「お?」と思わせたのが、こちらの映像でした。

当時PS3ユーザーの1人として期待を寄せていた「THE LAST OF US」に続き生まれようとしていた新しいサバイバルホラーの世界に「期待」の二文字が鎌首を擡げてきたのです。

そしてその期待に確信を持たせたのがこちらの映像。

上で紹介した映像によって「サイコブレイク」の主人公が刑事であることは判っていたのですが、こちらの映像を見ると逃げ惑うシーンばかりで銃火器をブッ放すシーンが皆無なんですよね。←つまり「サイコブレイク」は何らかの脅威から生き延びることが目的であって、クリーチャーを薙ぎ倒しながら突き進むTPSではない可能性を充分に感じ取ることが出来たのです。

そして私の期待をMaxに持ち上げたのがこちらの報道。
『サイコブレイク』発売日が10月23日に決定! 予約でしか手に入らない国内初の特典アイテム“ゴアモードDLC”も!!」byファミ通.com
国内向けは本来CEROのレーティングでD区分(17歳以上推奨)の「サイコブレイク」をZ区分(18歳以上指定)に引上げる予約特典DLCゴアモード」も「クリエイターが目指す世界観を可能なかぎり“そのまま”で遊べるようになる」ということで大歓迎なのですが、
それ以上に嬉しかったのが「ゴア(血の)表現が苦手な17歳以上のユーザーには、別に“ファイティングチャンスパックDLC”という武器パックが用意される」という説明で、裏を返せばその特典を得ないとファイティングチャンス(≒反撃の機会)がない←ということになりますよね?
つまり「サイコブレイク」は、恐怖を真正面に捉えることのできるゲームだと云うことが判ったのです。

もしかしたら「サイコブレイク」は、「バイオハザード」の云々と申すよりも上述した「THE LAST OF US」や「サイレントヒル」或いは「SIREN」に近いゲームなのかも知れませんね。
ここでまた正直なことを申しますと、私は「バイオハザード」はクリア出来るのですが「THE LAST OF US」「サイレントヒル」「SIREN」は怖くって、何れも途中までプレイしたまま積んじゃってたりしますA--;


でも久々に放たれる本格的なサバイバルホラーですから、ぜひ体験したいですね!
と云うことで購入は確定したのですが、そこで気になったのがDLC「ゴアモード」が予約特典だと云うことです。
PSP以来 私は基本的にパッケージ版とダウンロード版が存在するタイトルは(機械的な負担が少なくゲーム機の世代交代にも追随し易そうな⇒)ダウンロード版を優先しておりまして、「サイコブレイク」もダウンロード版を購入したいと思っていたのですが、「サイコブレイク」ダウンロード版の予約受付けが始まる様子もなく&さりとてダウンロード版の早期購入者特典として「ゴアモード」が付属するような告知もなく…。
もちろんノーマルのままでも充分楽しめるのでしょうけれど、それでもクリエイターが目指す世界観を可能なかぎり“そのまま”で遊べるようになる「ゴアモード」を希望するのは以前から変わっていません。

そしてその疑問に回答してくれたのが、「サイコブレイク」の公式twitterに書込まれたこちらの遣り取りでした。
×Xbox One同時購入キャンペーンの実施が決定! 10月23日から期間限定で総額から5,000円引き(実施店舗によって実際の値引き額、期間が変わることがあります)。詳細は店舗にお問い合わせください」byPsycobreakJPN
要はDLC「ゴアモード」は飽くまで予約特典の立場を貫かれており、ダウンロード版の発売前予約が厳しそうな雲行きになってきた現状では、ダウンロード版にDLC「ゴアモード」は付属できない←ということです。
売る立場としては、身分証などによる年齢確認が出来ない相手に18禁コンテンツは渡せないということなのでしょうね。
考えてみればPSストアではZ指定ソフトの購入に際してクレジットカードを用いた年齢確認を取っていますが、それは飽くまでソフトの販売に際する確認であって特典のダウンロードに対するものではありません。
金銭の遣り取りがないのにクレジットカードの認証は使えないということなのでしょうね。おそらく(私は使ったことがないのですが→)Xbox Gamesストアも同様ではないかと思われます。
ただそれを申せばネット通販でも同様のはずなので、やはり手段を講じて欲しかったです。

仕方がないので私は遅れ馳せながらAmazonにPS4版の予約を入れていました。



そして今日 得た最新の粗がこちらです。
『サイコブレイク』、今度は海外版とゴアモードDLCの違いをビジュアルで紹介 ~海外版は“リミットなし”だが、ゴアモードDLCは“CERO Zの規制あり”」by GAME Watch
もぅ副題でハッキリ述べられてしまっていますが「CEROの規制では、人間について生死を問わず、その分離欠損表現は認めないということになっており、ゴアモードDLCはその規制を守った表現に修正されている」ということで、まぁ主人公が爆弾トラップで吹き飛ばされるシーンは100歩譲って仕方ないにしても、「人斬り包丁を手にしたサディストの人体解剖シーンは、海外版では死体が分断されていくが、ゴアモードDLCでは“肉片のようなもの”が分断されていく」てのは明らかに内容の改変ですよね?←本来なら死体を切り刻む異常性を訴えるべきシーンが料理シーンに差替えられてるってんですから!

海外製ならいざ知らず、日本人クリエイターが創った作品にも拘らず、またもや国内は劣化ローカライズ版が流通するということです。

劣化版が嫌われることを承知の上で発売前に公表したBethesda Softworks, LLCの大英断には拍手を送りますが、だったらTango Gameworksにも海外版「The Evil Within」に日本語字幕を挿し込むくらいのサービス精神が欲しかったです。
それで仮に日本版「サイコブレイク」の売れ行きが悪かったとしても、CEROの意義を見直すキッカケとまではならずとも、失望するゲームファンを減らすことは出来るんじゃないでしょうか?
…尤もソレを云い出したら「恐怖」をテーマとしたゲームに条件反射的にグロ描写を入れるのも考えものなんですけれどね。←日本人なら日本人らしく目に見えない恐怖を演出しても良かったのですし。


さぁて、このまま到着を待つべきかキャンセルすべきか、どぅしたものでしょう;
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