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「モンスターハンター・ポータブル3rd」が楽しみ!! [ソフトウエア]

公式サイトも単なる動画配信サイトから公式サイトっぽく様変わりしましたし、各雑誌は挙ってインタビュー記事を掲載されていますので、とりあえず今回のところは内容についてとやかく云わずにおきます。
とにかく、あの発表以来2週間余りずっとウキウキし通しです。

さて、そのインタビュー記事につきまして、新しい狩場・モンスターや混浴温泉も然りながら、私が最も気になっているコメント「『2nd G』をベースにするのではなく、ゲームの大部分を新たに作り直しています。」「モンスターの動きやグラフィックが格段によくなって、表現の幅も広がりました。」について、考察してみたいと思います。

古くからのPSPユーザーならご存知の方も居られると思うのですが、当時 携帯ゲーム機としてやり過ぎなほど高スペックだったPSPは、本来の333Hzに対して、システム的にそのクロック上限を222Hzに制限されていた時期がありました。
おそらくライバル機ニンテンドーDSに対抗するために、慌てて連続稼動時間の延長を図ったのでしょうね。
なにしろ常時電力が供給される据置機とは異なり、バッテリー稼動が前提の携帯機にとって、連続稼働時間は非常に重要な性能のひとつであり、そのためには電力消費を抑えるのも重要なことなのですから。
いくらPlayStation2並と云われる表現力を持とうとも、ライバルよりもすぐに充電切れを起こしてしまうPSPは「このままでは中途半端な存在で終わってしまう」と判断されたのではないでしょうか。
でもその稼働時間延長策の結果は皆様ご存知の通り、目新しい遊びを提示して社会現象にまで発展したDSに対して、一番の売りである表現力を削がれたPSPは後塵を拝すばかりでした。

そんなPSPに現れた救世主が、2005年12月に発売された「モンスターハンター・ポータブル」でした。
初作はPlayStation2でリリースされていた「モンスターハンターG」のアレンジ版だったのですが、通信キットの追加購入や月課金などの下準備を要したPlayStation2版とは異なり、「モンスターハンター・ポータブル」はPSPを持ち寄るだけで共同プレイが可能であり、それが見事に当たったのです。
「モンスターハンター・ポータブル」は最終的に、当時のPSPソフトとしては異例のミリオンヒットとなりました。
そして2007年2月に発売された「モンスターハンター・ポータブル2nd」は、その前作に先んじて100万本を突破し「モンハン現象」という言葉と共にPSPの売上を大幅に引き上げたのです。

そんな「モンスターハンター・ポータブル」に対して、SCEIは援護射撃を撃ちました。それが222Hz制限の解除だったのです。
「モンスターハンター・ポータブル」シリーズ最大の魅力は、(過去にも語っておりますが)その緻密に構築された世界観と、顔を見合わせた仲間とコミュニケーションを取りながらの共同プレイにあります。
CPUクロックを抑えられていたとはいえ既にPSPは無線通信を実現できていたのですから、その次の手として、PSP本来の表現力を実現させることでPSPならではの特長を活かすべきであると気付かれたようです。
そして、それにタイミングを合わせたようにPSPは、薄く&軽くなったPSP2000へとモデルチェンジしました。
その効果は非常に大きく、「モンスターハンター・ポータブル2nd」の快進撃に加えて、日本ではPSP2000と同時発売されたスクエアエニックス製「クライシスコア~ファイナルファンタジーVII」・欧米では「God of War : Chains of Olympus」などの援護射撃もあって、普及速度を一気に加速させます。
「クライスコア」「God of War」は如何にもフルスペックを前提として開発されたソフトらしく、PSPの表現力を明らかに次の次元へと引き上げました。

そんな勢いづくPSP市場に投入された次の起爆剤が、2008年3月に発売された「モンスターハンター・ポータブル2ndG」だったのです。
「モンスターハンター・ポータブル2ndG」はPSPの普及をさらに加速させながら、2008年に発売された全ゲームソフトの中で一番売れたソフトとなるダブルミリオンを悠々と突破し、その後の価格改定版もミリオンヒット、2010年の現在でもキラーソフトの立場を維持し続けている、文字通り「モンスター」ソフトとなりました。

しかしこの「モンスターハンター・ポータブル2ndG」なのですが、前作「~2nd」のアップグレード版的な内容のもので、実は222Hz駆動のままだったと知ったらどう思います?
ここで先ほど私が「最も気になっている」と申し上げたコメント「『2nd G』をベースにするのではなく、ゲームの大部分を新たに作り直しています。」「モンスターの動きやグラフィックが格段によくなって、表現の幅も広がりました。」に繋がるのです。
そう、「~3rd」は、ほぼ間違いなく(今さらですがw)初めて222Hz制限を解除された「モンスターハンター・ポータブル」になるのです。
既に222Hz稼動の頃から見事な表現力を発揮していた「モンスターハンター・ポータブル」が、明らかに大幅に高度な表現力を得て帰ってくるというのです。
昨夏Wiiでリリースされた「モンスターハンター3-tri」で実現した噂の新演出がPSPではどこまで再現されるのでしょう。とにかくもぅ楽しみで仕方ありません^^
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