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「R∞M for PlayStation(R)Portable」初見インプレッション [(ネタバレ注意) プレイ日記]

既報の通り、今冬開始予定のPSP用新規コミュニティサービス「R∞M forPSP」のβテスターに当選しましたので、興味を持ちつつもβテストに参加できてorしていない方のために、初見インプレッションを綴ります。

発表を受けて私はすぐにPS3で展開されている「PlayStation(R)Home」を連想し、「Home」との連携あるいは同様のサービスを期待していたのですが、「R∞M」は似て非なるもののようです。

まず開始早々アバターの作成が始まるのは「Home」と同様なのですが、そのルールが大幅に異なります。
「Home」のアバターはかなり細かいパラメータを操作してリアルな造形の人型を作成するようになっており、性別も含め幾度でも作り直し可能になっていますが、
「R∞M」のアバターは幾つか用意された各パーツのサイズや角度を合わせながら貼り合せてアニメ調のキャラクターを作成するようになっており、一旦作成すると服装やアクセサリ以外は暫く改変できないようになっています。
イメージとしては「Home」のアバターは粘土細工・「R∞M」のアバターはプラモデルと云ったところでしょうか。

そしていよいよ開始すると、まずその構成は告知通り「マイルーム」を中心とされたものになっており、「Home」のように不特定多数が集まる「ラウンジ」は存在しません。
そのため告知映像や音楽を視聴して回ることも・見知らぬユーザーの操るアバターとコミュニケーションを取ることも出来ません。アバター同士でコミュニケーションを取るためには、誰かの部屋に集まる必要があります。
またミニゲームを楽しめる「ゲームスペース」のようなものもなく、「R∞M」でユーザー同士が遊べるのは「鬼ごっこ」のみのようです。つまりフレンドを集めないことにはユーザー同士で遊ぶことも叶いません。
またそのフレンドですが、PS3で登録しているフレンド関係は適用されていません。
例えPS3ではフレンド関係を築けている間柄でも、「R∞M」で改めてフレンド登録する必要があります。

これだけだと「R∞M」は「Home」を大幅に簡素化したもののように思われますが、「Home」にはない試みも為されています。
それがブログや写真のup機能で、これこそ「R∞M」の根幹を成しているような気がします。
「Home」ではリアルタイムチャットのみですが、「R∞M」では写真を添えたブログをupしてコメントを貰ったり、また「サークル」と名付けられた集まりで掲示板のようにスレッドを立てることも可能になっています。
PSPのインターフェイスで文字入力するのはかなり面倒臭そうな印象ですが、携帯電話的な入力が出来るように工夫されており、少々慣れを要求しますが、PS3コントローラでメールを打つことを思うとかなり改善されています。


…ただ…。
まだ産声を上げたばかりのサービスであるが故に仕方ないこととは云え、気になる点の方が多いのは確かですね。
まず何と申しましても、携帯機を用いたコミュニティサービスにも拘らず、インフラストラクチャーモードにしか対応できていないこと。携帯機は本来いつでもどこでも起動できることが売りなのに、無線LAN環境下でしか起動できないのは疑問を覚えます。
もう少しオフラインやアドホック通信でも楽しめるようにした上でインフラ接続も要求するようにした方が良いのではないかと思います。
それから、ブログやスレッドを運用するだけなら不必要であると思われるアバターをわざわざ作成させる必要性にも疑問を覚えます。今のところアバターを唯一活かせるのは「鬼ごっこ」くらいであると思われ、私はそれを未体験であることもあって、アバターはアイコン程度にしか存在意義を成していません。←これはフレンドが何人か出来たところで改めて評価したいと思います。

まぁ「Home」もクローズドβ初期は閑散としていましたし、今冬までのβ期間中にどこまで新しい楽しみを提供してくれるのか。SCEのお手並み拝見と云ったところですね。
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