SSブログ

いまさら「モンスターハンター」の紹介#2 [ソフトウエア]

前回はタイトルを申し上げただけで終えてしまった「モンスターハンター」のつづきです。

前回私は、「何度もプチ引退しながらいまだにこのシリーズから抜けられずにいます。」と評しましたが、これはその内容に因るものです。
映画やドラマや小説など、およそそのタイトルに番号を振られたものは、(一部の例外を除き)古い番号から始めないと、その内容を理解するのに苦労するようになっています。
しかしゲームの場合は新しい番号の方が前作よりシステムが改善&洗練されていることはあっても、古い番号から連綿としたストーリーが紡がれているものは稀で、もしも連続したストーリーであったとしても前作までの流れは然ほど重要なものではない場合が殆どです。
具体的に申し上げますと、ゲームは基本的にそのソフト1本でストーリーを完結しているものが多く、いきなり新しい番号から初めても然ほど労せずにその世界の住人になれるように出来ている場合が多いのです。
そして「モンスターハンター」は特にその傾向が如実で、初心者が最初に着手すべきは第1作ではなく最新作なのです。

有名どころですと「ドラゴンクエスト」や「ファイナルファンタジー」、「モンスターハンター」と同じようにアクション主体のものですと「メタルギア」や「バイオハザード」「鬼武者」などのゲームシリーズは、ストーリを重視した作りになっています。
基本的にその作品だけで完結しているとは云え、このテのゲームソフトは序盤に張られていた伏線の回答が終盤に解かれたりしていて、プレイヤーはまるで映画の主人公にでもなった気分でゲーム世界を楽しめる反面、連続して攻略していかないとストーリーのテンションを損なうばかりか、暫く間を置くことで従前の流れを忘れてしまうと、いま自分が何をすべきなのか判らなくなってしまう虞があります。
しかし「モンスターハンター」は違います。どちらかと申しますと俗称「ブロック崩し」を始とする旧来の単純な作りに戻っているとも申せますが、上述した通り明確なストーリーが存在しないので、操作手順さえ思い出せれば普通に再開できてしまうのです。

では「モンスターハンター」は単純なゲームなのかと申しますとそうではありません。むしろプレイヤーが自主的に道筋を決めて挑まないと、中盤以降ではかなり苦労させられることになります。

プレイヤーが自主的に道筋を決めるとはどういうことなのか。次回はその辺から述べせていただきます。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(1) 
共通テーマ:ゲーム

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 1

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。