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「JUSTICE LEAGUE」 [(ネタバレ注意) プレイ日記]

JUSTICE LEAGUE」を見てきました。
過去幾度どなく映像化されてきたSupermanを再降臨させた「MAN OF STEEL」、そのクライマックスの戦闘で守るべき町を破壊されたBatmanが報復を挑む「BATMAN V SUPERMAN: DAWN OF JUSTICE」、その結果を受けた政府が超人の再臨を虞れ抑止力となり得るメタヒューマン部隊の組織を画策する「SUISIDE SQUAD」、BatmanとSupermanの戦闘に加勢したWonder Womanがそれまで表立った行動を控えることになった経緯を描いた「WONDER WOMAN
」に続くDC Extended Universe(DCEU)シリーズ第5作です。
本作では「BATMAN V SUPERMAN」や「SUICIDE SQUAD」に於いてBruce Wayne=Batmanが調べていた資料に記録されていたThe FlashAquamanCyborgがいよいよ集結し、Bruceの予知夢に現れていた軍団を率いる神話上の強敵と対峙することになります。

念のため申し上げておきますが、公開されている予告映像のなかにはネタバレしかねないものも含まれてますので要注意です。

贈物感覚で抵当ごと銀行を買えてしまうほどの財力と超兵器を繰るBatman・の力を宿すWonder Woman・超常的なスピードを誇るThe Flash・水棲生物と意思疎通が可能でカジキよりも速い海底人Aquaman・全身が進化する超兵器でネットワークに通じたCyborgから成る布陣はかなり強力ですが、孤独に耐えかね仲間を求めていたThe Flashを含め皆の思惑がバラバラで、パートナーであるはずのBatmanとWonder Womanでさえスカウト相手をめぐって意見を衝突させてしまいます。

そのバラバラの思惑をまとめさせることになるのが彼らを凌ぐ強敵の存在という流れは好意的に捉えれば解り易いのですが、映画4本も使って伏線を張られてきた割に意外な展開は殆どありませんでした。ひとつだけあったサプライズにしても、見方を変えれば以後の展開から意外性を除いてしまうものでしたし;
そもそもDCEUは「JUSTICE LEAGUE」を念頭に置いた企画なのだそうですが、それが本作で決着だったとしたら大幅に評価を下げざるを得ません。実際、エンドロールが流れ始めた段階の私は大幅に評価を下げており、The Flashが「彼」に勝負を挑むに至っては呆れてしまいました。
末尾のオマケ映像で次の展開を語られたことで辛うじて思い止まってはおりますが、以降のDCEUは劇場に赴かないかも?何しろあそこまで強力な布陣と対峙するには「SUICIDE SQUAD」のヴィラン組織でも役不足で、かなり大幅に増強してもらわないと人類の脅威はむしろJustice Leagueになってしまいます。
或いはそのまま「SUICIDE SQUAD」で政府が抱いていた疑念の矛先がJustice Leagueに向いても好いのですが、それは差別との対峙を描いた「X-MEN」が先に描いちゃってます。ただでさえDCEU@DCMCU@MARVELに先行されてるのですから、これ以上の後追いはしないでもらいたいですよね。
まぁ過去作で判ってるだけでもまだまだ未解決の伏線が残されてますから、本作は飽くまで「顔見せ」だと、そのうち「DC UNIVERSE」のようにカオスな展開を迎えてくれるものと、まだ期待は残しておきましょうか。
タグ:DCEU
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