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次世代PSPコードネーム「NGP(仮)」が発表されました! [ハードウエア]

興味ある方なら既にご存知の方も多いでしょう。
本日15時より開催された「PlayStationMeeting2011」に於いて、SCEI代表取締役兼グループCEOの平井一夫氏より今後のPSP構想が発表されました。

まずは「PlayStation Suite」。
PSP以外のデバイスにPSPのゲームを提供するクロスデバイスのサービスだそうで、例えばAndroidスマートフォンやポータブルPCなどでPlayStationコンテンツが楽しめるようになるそうです。
そのために「PlayStation Certified」というライセンス事業が発足され、まずは携帯型端末で楽しむためのエミュレーターが開発されるそうです。
また「PlayStationストア」もAndroid端末に対応するそうで、スマートフォンでPlayStationコンテンツを楽しむには、ココからダウンロードすることになるようです。
数年前よりゲーム業界ではiPhone対抗を謳われていましたが、具体的なハードウエアではなく飽くまでもプラットフォームホルダーとして対抗されると云うことですね。←現実的な対抗策だと思います。
これによってケータイ端末発のPlayStationソフトなんか生まれてきたら…面白いですね~^^


そしていよいよ注目の「次世代PSP」が発表されましたo(^-^)o
外観は驚くほど現行PSPと似ていますが、中身は文字通り「次世代機」。大きく変貌を遂げている模様です。

正式名称ではなくコードネーム「NGP(NextGenerationPortable≒次世代携帯)」として紹介された次世代PSPは、予想通り年内発売を予定されているそうです。
永らく親しまれてきた「PlayStation」の冠が取り除かれてしまうとは思えませんが、正式発表までは、NGP(仮)と呼ぶことにしましょう。
…余談ですがSNKからリリースされて「あっ」と云う間に市場からその姿を消した携帯ゲーム機の略称もNGPじゃなかったでしたっけ;←縁起悪いですねA^^;

さて、例え初回発表段階とは云えNGP(仮)は、PlayStationらしくないところがあります。それは、光学メディアではなく専用カード(フラッシュメモリベース?)でソフトウエア流通されるということです。
要はメモリースティックのようなものなのでしょうね。セーブデータや追加コンテンツなどをソフトに直接書込めるようです。
現行PSPにとってメモリースティックもセキュリティホールのひとつでしたから、もしかしたら直接PCから覗けないように、汎用性のあるメモリースティックとは形状や端子(あるいはフォーマット?)を変えてくる可能性があります。
消費電力や快適性などを含めて鑑みますと斯様な半導体メディアは多くの利点がありますが、マスクROMのようにリピートが遅かったりしないかが気懸りです。
或いはメディア自体が文字通り書き消し可能なフランシュメモリで、空のメディアを在庫しておいて、従来のプレスに相当する作業としてデータを書込む可能性がありますね。それだと多少なりとも納期を短縮できるのでしょうか。
やっぱりNGP(仮)ではパッケージ流通とオンライン流通の同時発売を是非とも実現してもらいたいです。
その希望に対する灯火となるのか、実は今発表で最も嬉しかった「モンスターハンター・ポータブル3rd」オンライン流通版が鋭意準備中であるという情報(しかもNGP(仮)上のPSPエミュレートで発表と云うオマケ付き!)です^^
「(「~2ndG」の状況からして)ほぼ間違いなく来るだろう」と思ってはおりましたが、公の場で公言されたのは今回が初です。嬉しいですね~^^

…話が逸れましたA^^;
筐体としてのNGP(仮)発表で個人的に嬉しかったのは、ようやく有機ELディスプレイが採用されたことです!
従来のTFT液晶と較べると、視野角・即応性・彩度・消費電力の何れをとっても携帯ゲーム機に適しており、PSP2000が発表される前から切望していましたから^^
それからアナログスティック(≠パッド)が二つになったこと。
モンハン持ちに慣れたとは云え、やはり両手操作には敵いませんからね。
これでかなり操作性が向上したソフトがリリースされるはずで、背面タッチパッドを活用すれば擬似的にL2&3・R2&3ボタンを再現し据置PlayStationの操作性に迫ることが可能です。PlayStationアーカイブスのソフトウエアも、その殆どに対応できるようになるのではないでしょうか。
上述「モンスターハンター・ポータブル3rd」のデモンストレーションに於いても、右スティックで視点操作されていたようです^^

今後色々と情報公開されてくるのでしょうけれど、何を措いてもまずソフトが気になりますね。
取り敢えずSCEI発のものは見れましたので、次はサード発のものをお願いしたいです。
次の大きな発表となると、やっぱりE3ですかねぇ?


それから下段になってしまいましたが、私の情報収集能力不足によって、いいかげんな憶測のままウワサとして否定していたことを改めてお詫び申上げます。
昨秋「東京ゲームショウ2010」の段階で、自ら
来年の春先~夏頃にPSPのモデルチェンジが発表されるかも?
と予測しておきながら、その後に相次いだ限定パッケージの発表で完全にブレておりました。

またまた余談ですが、「東京ゲームショウ2010」の時の投稿を現在になって読み返すと、我ながらその予測の正解率が意外と高かったことに驚かされます。
個人的に大本命だった「モンスターハンター・ポータブル3rd」のオンライン流通版同時発売が外れ、その2日後にそのISO起動を可能とする手段が流布してしまったなんて、歓迎できない正解もありましたがA^^;
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satoyama

こんばんは。やはり発表されましたね。
本日、仕事が休みだったので、がっつりチェックしましたよ(笑)
私、驚いたのがPS3で開発していたソフトが、スムースにNGPで動いていた事。同じソフトを、自宅ではPS3、外出先ではNGPといった、夢の連携はあるんでしょうか。
ただ、高スペックと引き換えに失うのが、バッテリーとコストの問題ですよね。あれだけ薄いと稼働時間がどうなるのか心配ですが・・・
ともかく発売はまだまだ先なんだし、気長に待つ事にします。

そうそう、海外での情報ですが「人喰いの大鷲トリコ」が10月7日に発売予定との事です。
日本ではもう少し早いかも。本当であって欲しいですね。
by satoyama (2011-01-27 20:47) 

耀騎

コメントありがとうございます。
さすがにリアルタイムは無理でしたが、私もYouTubeにupされた映像を拝見しました。
現在は公式にもっと見易いのがupされていますので、未見の方はぜひご参照ください。
http://www.playstation.com/psmeeting2011/index_jp.html
「夢の連携」について、小島監督が何か臭わせていますね。
でも既にPSPも大画面でプレイできる環境にありますので、どうせならPlayStation3ならでは&NGP(仮)ならではの特徴を活かして欲しいですね。
そうしないと、単にセーブデータを共用できるマルチタイトルに成り下がってしまいそうです。
その他のことについては、ココに興味深いインタビュー記事がありますので、ぜひご覧ください。
http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/rt/20110128_423489.html

それと個人的に気になったのが、公表されたチップ類がiPodなどでも採用されている汎用チップだったことです。
PSP・PlayStation3と苦戦を強いられたSCEIとすれば、独自チップを開発する体力が残っていなかったのかも知れませんが、個人的にはモバイルCellを期待していただけに、正直 肩透かしを喰った気分です。
by 耀騎 (2011-01-31 12:09) 

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