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もしかして…? [雑記]

今回は、完全に私の思い込みを根拠にした予測(≒妄想)を述べます。
例によって全く信憑性のない話ですので、興味ない方は中途でも読み飛ばしちゃってください。


では本題です。

まず、今年の3月の段階で、少なくともPSP市場に於ける次回年末年始の目玉は「モンスターハンター・ポータブル3rd」に決まっていました。←おそらくこの読みに異を唱える方は少ないでしょう。
そりゃそうですよね。前作がPSP市場では破格の累計400万本出荷を記録した怪物ソフトなのですから、その新作が本命視されるのは当然のことでしょう。こんなの素人の私でも分かることです。

にも関わらず、新作と称しても過言ではないほどの追加要素と共に「ゴッドイーター・バースト」と「ファンタシースター・ポータブル2インフィニティ」が・そして完全新作「ロード・オブ・アルカナ」が、そんなに離れていない期間に連続して発売されることが告知されていますよね。
もともと「モンスターハンター」より歴史が長く既にシリーズとして成功している「ファンタシースター」は別格だとしても、「ゴッドイーター」「ロード・オブ・アルカナ」は明らかに「モンスターハンター・ポータブル」シリーズの2匹目・3匹目のドジョウを狙った協同狩猟ソフトです。
蓋を開ける前から結果は見えていて、下手するとせっかく取り込んだユーザーを再び本命に攫われて、散々な結果に終わる可能性も拭いきれません。
営業マン的に考えると、敢えて同時期に発売して勝率の低い勝負を挑むよりも、もっと時間をかけて開発して、「モンスターハンター・ポータブル3rd」の熱狂が去るのを待つ方が得策であるはずなのに、
しかも「モンスターハンター・ポータブル3rd」の方が先に今冬発売を告知して、既に判りきった状態であるにも拘らず。です。

それでも敢えて今冬に発売する理由は何だと思いますか?
実は今を遡ること10年前に、これとよく似た現象が起きています。

(少なくとも当時→)「日本を代表するRPGは?」の問いに、間違いなく首位の座を競う存在「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」の新作が、同じPlayStationフォーマットで、僅か1ヵ月半の間隔をおいて立て続けに発売されているのです。
その際「ドラゴンクエストVII」は当時のPlayStationで歴代№1となる売上を修めましたが、「ファイナルファンタジーIX」は、それまで右肩上がりだった同シリーズで初めて前作を下回る売上に終わりました。
当時両作品ともプレイした者から申し上げさせていただきますと、正直申し上げまして、作品としての出来は「ファイナルファンタジーIX」の方が圧倒的に上だったと思います。でも売上では負けているのです。
その理由は色々と云われていますが、やっぱり一般的な和製RPGの大本命は「ドラゴンクエスト」で、「ファイナルファンタジー」はその亜種であることを証明した事例だったのではないでしょうか。

ちなみにその当時のPlayStationフォーマットには、2大RPGの激突に勝るとも劣らない大きなエポックがありました。
それこそ、今回私が述べようとしていることにも繋がる、次世代機PlayStation2の発売です。

PlayStation2はハードウエアレベルでエミュレートを実現したことで高性能なPlayStationとしても稼働できたため、「ファイナルファンタジーIX」は口の悪いファンから「PlayStationでも遊べるPlayStation2ソフト」だなんて揶揄されていました。
そう。次世代機へのシフトが緩やかに始まっている時期に、2大RPGは激突しているのです。
そして、PlayStation2によるPlayStationエミュレート機能の恰好のデモンストレーションとなった「ファイナルファンタジーIX」はいざ知らす、当時既に古臭い表現方法を執っていた「ドラゴンクエストVII」に対しては、PlayStaion2発売前に発売するようSCEから促されていたとの逸話がWikipediaに掲載されるほど広まっていたのです。

ここで話を今冬のPSPソフトの集中に戻します。

PSP市場は現在、ごく一部のジャンルを除き殆どのソフトが何らかの通信機能を取り入れたものになってきています。
そのキッカケが「モンスターハンター・ポータブル」シリーズの大ヒットにあることを、自信を持って否定できる方は居られないでしょう。
そう。PSPにおける通信ソフトの大本命は、何を措いても「モンスターハンター・ポータブル」シリーズなのです。
その新作が発売されると云うのに、なぜ敢えて同ジャンルのソフトが同時期の発売をを発表しているのか。

前置きがかなり長くなりましたが、本題を述べます。

先日「またまたPSPに協同狩猟ソフト」の終わりの方で、私はリンクを忍ばせながら、
>もしかして、何か慌てる必要でもあるのでしょうかね?
と述べました。
そのリンクの先も私の記事なのですが、そこに私は「次世代PSPのウワサ」と題をつけています。
まぁあのウワサ自体はマユツバものではありますが、それでも年明け~春先あたりに、ハードウエアの方で大きな動きがあるのではないかと、個人的に読んでいるのです。

「モンスターハンター・ポータブル3rd」はカプコン
「ゴッドイーター・バースト」はバンダイナムコゲームズ(のナムコブランド)
「ファンタシースター・ポータブル2インフィニティ」はセガ
「ロード・オブ・アルカナ」はスクエアエニックス
何れ劣らぬ有力ベンダーで、各々ハードウエアの趨勢を左右するだけの実力&実績があり、SCEからすればこれまでも&これからもソフト供給をお願いしていかねばならない大切な相手です。
ハードウエアの開発も勿論そうですがソフトウエアの開発だって時間がかかりますし、ましてそれが次世代機ともなると基礎研究のための期間も要します。
つまり当然ながら、これらのベンダー&デベロッパーには、SCEI内を除けば、最も早く次世代機の情報が伝わっているはずなのです。

これは完全に私個人の妄想なのですが、今年度の年末年始商戦が終わった第4四半期 或いは遅くとも来年度の上期あたりに次世代PSPが発表されるのではないでしょうか。
そしてその恰好のタイミングとして私が予測するのは、任天堂の次世代携帯ゲーム機3DSの発売日公表~発売日の期間で3DSの話題が盛り上がる頃か或いは年度明けの株主総会に情報を公開して、来年のE3で実モデルを公開、来年の年末商戦期に発売するスケジュールです。

ついでに申しますと、大敗覚悟でも敢えて大本命との直接対決に挑まねばならない理由は、もしかしたら次世代PSPは、ソフトの供給媒体に変更があるのではないかと思えることです。
PlayStation→PlayStation2→PlayStation3に於いても供給媒体の変更はありましたが、あの際は後方互換性を保ったアップグレード的な変更であったのに対し、PSP→次世代PSPに於いては、大容量化しつつ後方互換性を保った次世代UMDのよぅなものではなく完全に媒体を変更してしまうのではないかと…(←主要媒体が完全に変更されたとしても、例えばPlayStationストアに於けるデータ販売は第二のルートとして存続するでしょうし、現行PSPだってその気になればメモリースティックスロットにマスクROMメディアを挿せちゃいますからね。世代交代の前から選択肢は既に幾つもあるのです)。
現行PSPのソフトは(全てではないものの→)PlayStationストアのデータ販売でも購入できるのですから、次世代PSPが現行PSPのエミュレートを実装する可能性は充分あります。でも、ハードウエアとしてはUMDを読めなくなってしまうのではないでしょうか。

上述でも軽く触れましたが、PlayStationストアのラインナップは、各ベンダーの足並が揃っていません。
今回話題に挙げたベンダーのなかで積極的に対応しているのはセガだけで、他社はラインナップの中で対応するものがあったりなかったり、しかもバンダイナムコゲームズに至っては、流通コストのかかっているはずであるUMD版よりもデータ版の方が高額な設定になっていたりします。
こんなにバラバラの対応である理由はなぜかと語り始めるとさらに長くなるので、興味ある方はココを読んでいただきたいのですが、
要はベンダーなりデベロッパーの考え方次第では、品切れや中古転売による機会損失と見込み違いによる余剰在庫の分岐を見極めた舵取りを要するUMD版の方が、前述したリスク管理を必要としないデータ版よりも旨味がある結論に至る場合があるのです。
しかし次世代PSPの代になってしまうとUMD版の旨味が活かせなくなってしまうので、その前に出しちゃえと。←そんな可能性も拭い切れないのです。

なおPSPにはまだ、タイトル発表のみで未だ実態の見えない有力ソフトとして「ファンイナルファンタジーXIIIアギト」「バイオハザード・ポータブル(仮)」が控えていますので、その動向が見えてきたところで、上述の予測がブレる可能性は充分あり得ます。
ただ「バイオハザード」の方は、違う意味で微妙ですね。
カプコンの履歴を顧みますと、下手すりゃもぅとっくにPSP用「バイオハザード」の開発は中断してちゃっかり別機種向けに鞍替えされている可能性も充分ありますから…w
タグ:妄想
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