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「DEVILMAN: crybaby」#0 [ソフトウエア]

春先に告知を報告した「DEVILMAN crybaby」の予告映像第2弾が公開されてました。

「当然」と申せば当然ですが、今ドキの画風ですね。内容の異なるTVアニメ版とはもちろんのこと、本作の原作である永井コミック版や未完に終わった先達OVA版ともかなり雰囲気が異なります。

永井豪氏が描いた「デビルマン」はその容貌プロットからグロテスクなイメージが先行しがちですが、当時ギャグ漫画家としても名を馳せていた氏らしくコミカルな演出も織り交ぜられており、また敢えて(?)ギャグ漫画と画風を揃えられたことで陰鬱になりがちな内容に少年漫画の体裁を維持させ続けた珠玉のバランスを保った昨品でもありました。
今回の告知映像もグロテスクな部分にフォーカスされていて上述したバランスがどう取られているのか不明のままではありますが、ただチラッと映ったヒーローと申しますよりむしろ学園ラブコメでヒロインを取り合う同級生っぽい雰囲気で、逆に「解ってくれてるのかな?」と思っちゃいました。
(C)2017-2018 NETFLIX SARU
それにしても我ながら、大好きな作品で楽しみにしているくせに完成するのが怖いってどんな心境なんでしょうねA^^;
それでいて地雷を覚悟するほど達観できてる訳でもないですし、こんな思いをさせられるのは「デビルマン」くらいのものです。
まぁあのSPARTACUS」を最低限のボカシだけでupできてるNETFLIXが世界公開を目指して製作してくれてるのですから余計な横槍は入らないでしょうけれど、ソフト化を睨んで自粛するようなこともないように願いたいですね。
或いはその先に、画の動かない(≒読者の想像力に依存する)コミックだからこそ表現できていた最終戦争をどのように料理してくれるのか気になります。←アニメ作品であっても「トップをねらえ!」最終話のように静止画を多用した演出もありだとは思いますが、「デビルマン」が何十年間も「映像化不可能」と云われ続けてきた理由のひとつがまさにこのシーンであり、それを承知の上で現代に敢えて臨むからにはぜひ動画による再現に挑戦してもらいたいものです。
…が、それが劇場版のようになっちゃったら嫌ですし、やっぱり熱狂的なファンの一人として完成するのが怖いです。
(C)2017-2018 NETFLIX SARU

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